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うえには なあに したには なあに」 みんなの声

うえには なあに したには なあに 作:ローラ M.シェーファー
絵:バーバラ バッシュ
訳:木坂 涼
出版社:福音館書店
税込価格:\1,540
発行日:2008年05月
ISBN:9784834014082
評価スコア 4.82
評価ランキング 225
みんなの声 総数 33
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  • 秋のお月見時期に

    図書館で次に読む本を探していたところ、偶然見つけた本です。表紙を見ただけではよく意味がわからずモグラの話かと思ってしまいました・・
    ところがあけてびっくり!地下から宇宙へ一気に駆け上がってゆくような爽快感があり、宇宙エレベーターを思い出しました。お月見のころは月をみる機会がふえますね。こんな月の本を読むのもいいかもしれません

    投稿日:2014/09/08

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  • ず〜っとうえ、ず〜っとした

    このお話は始まりの物から初めてその上、逆にその下とどんどん何が見えるかを探していくお話でした。うちの子はお話の中に出てきたもの以外にもこんなものがある、などど言いながらとっても楽しんで絵本を見ていました。縦開きの絵本なので壮大な感じが伝わりやすくなっていました。

    投稿日:2014/06/04

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  • ちょっとした「哲学」の絵本では?

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    ちょっとした科学の、もしくは哲学の絵本の種類に入ると思います。
    哲学って、難しい言葉でけれど、要は「ふしぎ、不思議、なんでかしら?」と、考えを言うんだと(私は)思います。

    この絵本は木坂さんの優しくリズミカルな、素敵な文体(もしかしたら原文もいいのかも)で、
    もぐらの目線からどんどん上へ上へあがっていき、
    空に浮かぶ月まで行って、今度は海の底まで見せてくれる。すごく壮大な作品でした。

    小さい子にも分かる優しい言葉で語られていますが、内容的には意外と難しいので、個人的には小学校低学年から中学年くらいのお子さんにお薦めしたいです。
    学校などの読み語りで使うなら、高学年でもいいかもしれません。
    自然や科学に興味のあるお子さんに特にお薦めします。

    投稿日:2010/07/16

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  • 絵本の見せ方が秀逸

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    この絵本は縦に開いて矢印にそって下から上に読むという手法を用いています。
    そして、真中にきたら、本をくるっと回して、下から上に読むというつくりです。
    下から見上げるあるいは、上から見下ろすという行為を、絵本を最大限に使って、地球の大きさを十二分に表現しています。

    この見せ方で、もうこの絵本の素晴らしさは約束されたようなもの。

    しかも、○○○の上には何がある?
    という質問形式ですから、頁をめくるのが待ち遠しくて仕方がないという子供が多いことでしょう。
    また、描かれた絵もとても伸びやかで縦長のサイズを活かしていて、魅力的なものです。
    絵を描いたバーバラ バッシュは、植物画家ということもあって、科学を学ぶ絵本としてもオススメできる一冊です。

    投稿日:2009/09/22

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  • ある意味、表紙のとおりの内容?

    地面のなかにいるモグラからスタートをして、空へと向かい、今度は海のなかに戻ってくるというお話でした。
    ある意味、表紙のとおりの内容ですが、何だか斬新でおもしろい絵本でした。
    息子よりも幼稚園児の娘が興味を持って聞いていました。

    投稿日:2021/10/12

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  • 地球の大きさ、美しさ

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、男の子2歳

    もぐらやくじらの気分になって、上へ上へ下へ下へと、エレベーターに乗ったように、地球を巡ることができる本です。
    特にストーリーはありません。ただただ、じっくり眺めて、地球の雄大さを感じるのがいいと思います。ゆっくり出来る時に読む方がいいと思います。

    投稿日:2017/09/05

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  • もぐらになって上を見る

    もし、もぐらだったら、とはじまるこの絵本、
    やわらかな土、細い根っこ、緑の葉とお話に引き込まれてゆきます。
    地面の上の植物や生き物の暮らしから、もっと高く空へ空へと
    のぼってゆくお話。
    後半はどんどん海の中へと入ってゆきます。
    空の高みまで翼をひろげたり、潜水服を着て、暗い海の底の底まで
    行ったような気分になれる、ゆったりとした絵本です。

    投稿日:2017/05/28

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  • ボールになった気分

    おもしろいです!
    たまに、前からも後ろからも読める本がありますが、この本は少し違っていました。

    土の中のもぐらから始まり、矢印にそって、視線は上へ上へとあがっていくのです。
    ページはもちろん縦開き。

    そして、月が間近に見えるところまでやってくると、本をくるりと回し、今度は視線を下へ下へと下げていきます。

    まるで、じぶんが放り投げられたボールで、空高く上がっていき、また落ちてくるような感覚でした。

    投稿日:2016/09/20

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  • いろんな目線で地球をみる

    どんどん上に、どんどん下に。別の生き物の視点から見ていくことで普段と違った見方が出来る絵本。
    理科っぽくもあり、哲学っぽくもあるけど、堅苦しさはなく、爽快。
    絵本を縦に開いて見ていくというのが子供には楽しかったようで繰り返し読んでいました。

    投稿日:2015/10/17

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  • 興味がどんどん広がる一冊

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、女の子2歳

    土の中のもぐらから始まって、
    土、草、ちょうちょ、木、空、雲・・・
    ずーっとずーっと、広がる、上!

    とっても色彩豊かに描かれている絵を見ると、
    どんどん上に上にと吸い込まれていくような感じがします。

    上まで行ったら、こんどは下へ。

    海の中、魚たち、海草、深海魚、
    そしてほんとのほんとの海の底。

    ほんとのほんとの海のそこの、そのまた下は、
    いったい何があるんだろう。

    ずーっといくと、地球の裏側に、出るのかな?
    地球の真ん中って、どーなってるんだろうね?

    そんな話を親子でしていると、
    「僕たちは地球の球の中にすんでるんじゃないの?」と、息子。

    えーそれ違うでしょ?
    私たちは、表面にへばりついて生きてるんでしょ?

    なんて会話が広がってきて、
    次は、「地球の中がどうなってるか」についての絵本を
    一緒に読まないといけなさそうです。

    一冊の本からいろんな興味や知識が広がる、
    まさに7歳にぴったりの一冊でした。

    投稿日:2014/04/17

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