星を見るのが大好きなトチ君という男の子の所に、ある日、一通の手紙が届きました。
「ぼくは100階建ての家のてっぺんに住んでいます。遊びにきてください。」
トチ君は、その家に行ってみることにしました。
なんとも不思議な家です。森の中、今までなかったその場所に急に現れ、見上げると、上の方はかすんで見えないというから、なんかもうワクワクドキドキです。
本の開き方にも、工夫がされていて、一緒にどんどん上がっていくという気持ちが共感できます。色んな動物たちが住んでいるその家は、一階ごとに違ったつくり、そして、細かい描写がされていて、何度みても、飽きません。住んでいる動物にあわせて、部屋のかたちにも違いがあるというのも見逃せません。
夢がいっぱい詰まった、素敵なお家、どうぞ、遊びにきてください。