サリーのこけももつみ」 みんなの声

サリーのこけももつみ 作・絵:ロバート・マックロスキー
訳:石井 桃子
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:1986年5月26日
ISBN:9784001105902
評価スコア 4.6
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みんなの声 総数 49
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49件見つかりました

  • ほのぼのと

    サリーという女の子とお母さん、そしてくまの親子がそれぞれ
    こけももを採っている・・・ただそれだけなんですが
    こけもも採りにあまりにも夢中になってお母さん2人が子ども達の入れ替わりに気づかないのがかわいいハプニングであり
    ほのぼのとした雰囲気を醸し出していますね。
    バケツに入るこけももの擬音もとても可愛くて
    こけももを見たこともなければ 食べたこともない私たち親子は
    こけもも採りに行きたいねーと話しました。
    自然がいっぱいで空気のよさまで伝わってきそうなステキな絵本ですね。

    投稿日:2009/07/22

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  • 無邪気って罪!?

    こけももを摘んでは食べながらお母さんの後をついて歩くサリー。
    こけももをむしゃむしゃ食べながら母熊の後をついて歩く小熊。
    そのうちサリーはお母さんとはぐれ、間違えて母熊の後を追って歩いてしまいます!
    一方小熊も間違えてサリーのお母さんについて行ってしまいます。
    なんという大それた事を!熊と母親を間違える、ちょっと残酷?な無邪気さ!下手したらガブリっとやられるかもしれないのに。
    寧ろ熊の方が驚いてサリーを見つめている表情に思わず笑ってしまいました。
    天真爛漫なサリーにハラハラしつつも、最後は無事それぞれの場所に戻り、ほっと一安心。
    構成がすごく充実していて完成されたお話なので、読み聞かせにも最適です。

    投稿日:2009/05/19

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  • 味がありますね

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子9歳、男の子5歳

    この本にはいろんな魅力があると思います。
    一色づかいの絵。でも、写真のように細かく描かれていて、カラーに負けない迫力です。古きよきアメリカをただよわせるような家の内部のようすなど、居たことがないのになつかしさを感じます。
    そして、石井桃子さんの訳。よけいなコトバは何一つなく、こけももがバケツにはいる音ポリン・ポロン・ポルン!は、とっても心地よく。こけもものおいしさや子どもの無邪気さ、お母さんの落ち着いた態度を、安定した文で表現していると思います。
    怖い場面もでてくるかと思いましたが、最初から最後までなぜか安心して読めてしまうところ、この本の偉大さですね。

    投稿日:2009/03/28

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  • おかあさんは知っていました

    「おかあさんは大人でしたから知っていました」
    「おかあさんにはすぐわかりました」

    小さい子にはとても安心できる言葉ではないでしょうか。
    絵は好みではないのですが お話が可愛らしい。
    クマと人が交差するところで子供はドキドキすると思います。

    投稿日:2008/12/18

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  • 時代が変わってもずっとよい絵本

    • バオバブさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子10歳、男の子7歳、女の子5歳、女の子1歳

     流行ではなく、読み続けられるよい絵本でした。 
     こけももを夢中になって食べているうちに、サリーも小熊もお母さんからはぐれてしまいます。さらに、こけももの茂みの中でお互いのお母さんを取り違えてしまいます。
     振り返ったらそこに小熊がいたら、超びっくり!!のはずなのに、サリーのお母さんはいたって冷静に対処する姿にもびっくり?しました。
     はらはらどきどきするストーリーの展開はもちろんのこと、色彩は少なく濃淡のイラストの美しさもおすすめです。
     秋のこの時期にぴったりの絵本です。

    投稿日:2008/10/22

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  • ハラハラしました

    図書館の石井桃子さんの追悼コーナーにありました。

    サリーとお母さんがこけもも摘みにに行くと、熊の親子もこけももを食べに来ていました。

    いつの間にか、子ども同士が移動して入れ替わってしまうという点にハラハラしました。

    種族は違ってもお母さんはお母さんらしい行動をとり、子どもはこけももを食べることに夢中という点がおもしろいです。

    こぐまが、お母さんのバケツに顔をつっこんでこけももを食べる場面がかわいかったです。でも、実際にそういうことがあったら、怖そうですが。

    ストーリーにも絵にも、派手さはないですが、子どもを引き付ける点があり、子どもは引き込まれるように絵を見ていました。

    よく見たら、見返しの部分にも絵があり、家に帰ったサリーたちがジャムを作っているのですね。

    投稿日:2008/05/03

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  • 思いがけず・・・おもしろい本でした.

    • こみかんさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子7歳

    色使いのきれいな絵本の中ではパッと見がとても地味なので子供は手に取りそうにない本、大人でも見過ごしそうな感じですが…お話にはすぐ入り込めます。サリーとコグマが母親を間違えてついて行ってしまうところなんてどきどきします。

    投稿日:2008/04/26

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  • 正統派な絵本

    • イザリウオさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子7歳、男の子5歳

    有名なこの絵本。でも、私の好みではなかったので読む気になれなかったのですが、友達が良いと言っていたので読んでみる事にしました。
    物語は、変に面白く書いてあるわけではなく、なんというか、ごく普通に進んでいくのですが、多分内容が面白いのでしょうね。8歳の長男は最初は一色だけの絵に興味なさそうにしていましたが、だんだん話に入り込み、途中くすっと笑ったりして、楽しそうに聞いていました。
    私もこのおはなしが気に入ったので、多分また読みたくなって読むだろうなと思います。

    投稿日:2008/04/29

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  • ほのぼのです

    • たまっこママさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 女の子14歳、女の子12歳、女の子7歳

    絵本の感想レビューを読んで、前から読んでみたいと思っていました。
    山へこけもも摘みに行ったサリーとお母さんが、熊の親子に遭遇する話ですが、大自然を背景とした大らかなストーリーなので、ハラハラドキドキと言うよりは、ほのぼのとした印象が残りました。
    サリーがバケツにこけももを入れるたびに
    『ポリン、ポロン』と音がするのが、かわいいです。
    一方、クマの子もこけももいっぱいのバケツの中に顔を突っ込む仕草がかわいかったです。

    投稿日:2008/04/26

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  • へえ、こんなお話だったんだね〜!

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子14歳、女の子12歳、女の子7歳

    この表紙も、絵本ガイドブックなどでよく見かけて、いつかは読んでみたいと、気になっていた絵本です!

    ちょっと古風な感じの単色の絵で、なんとなく今まで敬遠してしまっていたけれど、読んでみると、意外にもHITするんですよね〜。(読まず嫌いは直さなくちゃね〜!汗)

    おかあさんといっしょに、山にこけももをつみにきたサリー。
    同じく、こけももを食べにきた、くまの母子。
    食べることに夢中になって、おかあさんの姿を見失った、それぞれのこどもたちは・・・???

    想像通りの展開なのに、ハラハラドキドキ。
    最初から聞いていた次女はもちろん、途中から聞き出した長女も、もう一回読みなおしていました。

    勘違いに気づいた時の、おかあさんたちの表情がいいですね♪
    さらに、おかあさんたちの、この後の落ち着いた行動があっぱれです!(見習いたいものです☆)

    美しいこけもも山の風景を、あえて単色で描いたあたりも、素晴らしいと思います。
    見返し部分に、やはり単色で丁寧に描かれた、ジャムを作ってるおかあさんと、傍で遊んでるサリー、カントリー調の室内なども、とても雰囲気があってお洒落です。

    さらに、石井桃子さんの訳が素晴らしく、
    ポリン・ポロン・ポルン!
    むちゃむちゃ ごっくり
    ・・・
    いつまでも、心地よく、耳に残ります。

    我が家の庭には、ブルーベリーの木があります!
    厳密に言うと、ブルーベリー=こけももではないようですが、今年は絵本の余韻を楽しみながら、ジャムでも作ってみようかな?!

    投稿日:2008/03/18

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