娘が、学校から借りてきました。
「このほんね、とってもかわいそうなんだよ〜。でも、でも、うれしそうなんだよ〜」と見せてくれました。
とっても仲良しの2匹のこぐま。
双子のようにソックリなのは、とっても仲が良いことを表現してるのかなって思いました。
ところが、その仲良しのクッキーが引っ越すことに!
湧き上がってくる 動揺・怒り・悲しみ・・・。
ふたりの時間がどれほど楽しいものだったのか、別れがどれほど寂しくつらいものなのか、娘にきちんと伝わったから、「かわいそう」と感じたんだろうなって思いました。
そして、離れてもふたりの友情が変わらないことも、きちんと伝わったから、「うれしそう」になったのでしょう。
文章は少な目ですが、とっても味わい深いお話です。
娘のお気に入りの一冊になったようです。