仲良しのクッキーとぼく。
毎日遊んで毎日、帰り際には「さよならまたね」
そんな単純な毎日でしたが、2人は毎日会える喜びを
知っていました。でも、ある日クッキーは
「さよなら・・・」続きがうまく言えません。
どうしたのかしら?
このお話しはほぼ毎年、幼稚園で卒園前に読んでいます。
1年間を通して読み聞かせをしていますと、
いろんなお話しと出会い、お話しの中を
体験していくことができるのです。
卒園前はワクワクする事、ドキドキすること
いっぱいありますが、みんな心のどこかで
「お友達とお別れなんだ〜」っていう気持ちを
持っているようです。
このお話しを読んでる間にも、感情移入して涙を流す子、
そして、「さよならだけど、またいつか会えるよね!」って
気持ちの切り替えをする子。様々です。
子どもたちもぼくとクッキーの様に素敵なお別れ、
できるといいな。
そうおもって、毎年、この時期の選書のリストに
入っています。