最初は私自身がこの絵があまり好きではなくスルーをしていたのですが、絵本の内容に惹かれて購入しました。繰り返し読んでいくと、何をやっても諦めないカバ君の前向きさがかわいく感じ、知らず知らずのうちに読んでいる側の気持ちをリラックスさせてくれます。息子はどうしてカバ君が失敗ばかりするのかよくわかっていませんが、その失敗を見て楽しそうに笑っています。パイロットになったカバ君を見て「どうしてひこうできないの?」と聞いてきたので「重たかったからじゃない?」と答えたところ、少しずつピンとくるようになったようです。けれど、内容がわかる云々よりも、楽しむ絵本だと思います。親子で読んで肩の力を抜くのにちょうどいいと思います。関西弁はまったくわからないけれど、のほほんとした雰囲気は伝わってきて、読んでいて楽しくなりました。