「恐竜トリケラトプスと巨大ガメ」 みんなの声

シリーズ５作目となる今回は、ダスプレトサウルスのダスが登場したり、やっぱり波乱の展開！
海の中の攻防も一味違い迫力があって、とてもおもしろかったです！

それになんといってもリトルホーン！
アーケロンの卵をひとりで守ろうとするなんて…
長い旅の間に、とっても成長しましたね。

そして父親として、群れのリーダーとして、ビッグホーンは本当に立派です。

私も親になったら、こんな愛情を持って子供を見守っていきたい！と思いました。

３歳２ヶ月の息子に図書館で借りました。
レビュー企画で借りたのですが、
「トリケラトプスとウミガメのしま」と似てる〜。

このシリーズは、恐竜たちや古代の生物たちの生態はそのままに、
ハラハラドキドキのストーリー仕立てになっているところが特徴です。
今回も、アーケロンの卵をリトルホーンたちが守る話。
闘いの場面の絵もとても魅力的。
リトルホーンたちの新設で、勇気もあり、がんばる姿も
このシリーズに惹かれる特徴のひとつ。

親の私には巻末のモノクロの解説ページが
楽しかったです。

怖がり息子でもまあまあ楽しかったようです。

この絵本を読むと、まるで太古の時代にタイムスリップしたような
とても不思議な気持ちになります。

そのくらいリアルで迫力のある内容なのですが
主人公のリトルホーンがとても愛嬌があって可愛らしいので
なんだか親近感を感じます。

また、登場する生き物の説明が ページの下に簡潔に書かれているので
物語の世界から現実に引き戻されることなく、瞬時に理解することができます。

この巻では、生命の誕生がテーマに含まれているので
また違った感動を味わうことが出来ました。

生まれる前の子どもを守るのは、
カメも人間も同じように、とにかく大変なのですね。

ちいさなリトルホーンの、カメを思いやる気持ちを感じて
なんとも温かい気持ちになりました。

恐竜のシリーズなのですが、今回はカメに注目ですね。
「ウミガメの卵を守りたい」
リトルホーンの、その気持ちは大切なのてすが、厳しい自然の中では命取りになることも。
ピンチを切り抜けられたから良かったものの、危ないところだったと思います。
後半には、たくさんの種類のカメの解説があります。
大きさや生態など、勉強になりました。

黒川みつひろさんの恐竜シリーズはどれも大好きでよく読んでいます。家にある数冊の他にも保育園で借りてくる絵本もいつもこの恐竜シリーズ。なかでもこちらの作品は数えきれないほど繰り返し読んでいます。アーケロンの卵を勇気を持って守るリトルホーンをみて「がんばれー！」と応援し、ダスが水の中まで追いかけてくる様子に目をふさぎ、ビッグホーンが最後に登場する頃になると手に汗を握り締め。。。アーケロンの赤ちゃんが誕生すると「わぁぁ！」と歓声があがります。この1冊を読み終えたときはまるで長編の映画でも見たあとのよう（笑）巻末の恐竜図鑑もとても詳しく書かれており､いつも楽しんで読んでいます｡

トリケラトプスの親子の冒険・戦いシリーズの一冊です。今回は巨大ウミガメと出会います。巨大ウミガメの卵を守ったために、敵から狙われ海に入ってしまうトリケラトプスのリトルホーンと巨大ウミガメのとの交流を描いてます。

砂浜に何個も産み付けられている幾つもの卵のなかで
敵に食べられたり弱ったりせずに大きくなるのは数匹です。
丁度、今朝のテレビで恐竜も１００個くらい卵を産んでもそのうち大きくなるのは１匹程度だとやっていましたので、このお話は私にとってタイムリーでした。

子供たちには、そんな自然の過酷さや、リトルホーンを守るために突進してきたビッグホーンの親の愛情をこの本から感じてほしいです。
巻末に、実際に古代に生きていた巨大ガメの解説があるので、小学校高学年くらいまで長く読める一冊だと思います。

6歳になった息子は今まさに恐竜ブーム！
恐竜のDVDや図鑑に夢中なので
もちろんこのシリーズも一目ぼれでした。

先日磯遊びをしたせいか、数あるシリーズのなかでも
まっさきにウミガメの絵が描かれたこれを選びました。

リトルホーンの冒険は海の中でも極彩色！！
息子の大好きなアンモナイトがいたり、
アーケロンの背中にこの間海の岩にびっしりついていた
フジツボがあるのを発見したり・・・。
リトルホーンの成長も感じられて､
図鑑のようでいてお話もしっかり楽しめるのが
このシリーズの楽しいところだと思います。

最後の詳しい説明のページは大人でも「へ〜なるほど〜」
となり、ちょっぴり恐竜博士になった気分♪

男の子の母親にならなかったら、もしかしたら
一生縁のなかった絵本かもしれませんが（笑）
子供を通して私も知らない世界を知ることが
出来て楽しいです。

この本は息子がアーケロンだーといって気に入っていた本です。卵を食べられることがおおく、生き残るのが難しかったんですね。しかも、陸と海、両方で生きている恐竜がいたのも驚きでした。みんなが置いて行ったときは心配しましたが、ちゃんと戻ってきてくれて助けてくれたのでほっとしました。赤ちゃんも卵からかえってよかったーと息子も安心しました。

陸には長くいられないのに、卵のそばを離れられようとしない巨大ガメも、巨大ガメの代わりに、卵を守ると約束したリトルホーンも、リトルホーンを残して去るビッグホーンも、それぞれを思いやるこころが、素晴らしいなって思いました。

ビッグホーンがリトルホーンを残して去ったことも、自然においては正しい判断だと思います。
リトルホーンを残していく、ビックホーンの心の内はいかほどか…。
だから、仲間を誘導し、ビッグホーンは戻ってきました。
きっと、全速力で！

自然の厳しさや、相手を思いやるきもち、正しい判断力、いつもたくさんのことを気づかせてくれます。
男の子だけでなく、女の子にも是非読んで欲しいシリーズです！

　７０００万年前の恐竜時代のお話です。いろいろな恐竜たちが、地球上にたくさんいたんですね。

　草食恐竜のトリケラトプスの子どもが、肉食恐竜から、巨大ガメのたまごをまもってあげる、、、。恐竜たちにも、こんなことがあったのかな、とほほえましくなりました。
　　
　巨大ガメは４メートルもあったそうです。ほんとうに巨大です、怖いけれど、見てみたいなとおもいました。
　肉食や草食恐竜たちのことも、よくわかる楽しい絵本でした。