これを買ったとき、娘は一歳だったかな。怖がらなかったです。
おばけ、かわいいし、好きだったみたい。読み終えた後は「もういっかい」でした。
最近も、時々読みますが、娘は本そのものは怖がらなけど、おばけに連れて行かれるのが怖い、という感覚は持つようになりました。
夜寝ないと、そろそろおばけの来る時間だよ、と言うと、怖がります。
本人は寝たがってるのですが、寝ようとしても寝られないこともあるし、弟が騒いでそれで寝られなかったり。
弟を寝かせるのが先です。
弟はまだ一歳になったばかり。まだ、おばけに連れて行かれることは理解できないので、この本で寝かせることができるのはまだ先ですね。
弟も、3歳ぐらいになると怖がるんだろうな。
私自身は、おばけになって飛んでいくところで終わっていて、それでその後どうなるかわからないところが、恐怖感をより引き立て、シュールで好きな絵本です。
せなさんの他の絵本も、靴下が最後まで出て来なかったり、子ども向けの絵本なのに、問題提起的な終わり方をしていて好きです。
そういや、「そろそろおばけが来る時間だよ、絵本に書いてあったでしょ」、と言ったとき、「本読んで〜、本読んで〜」、と本を読んでもらいたい回線にスイッチが入っちゃったことがあり、場合によっては、使い方を気をつけないといけない本かもです。