「ねないこ だれだ」 みんなの声

絵はとてもシンプル。おばけの世界に飛んでいって終わってしまうので、最初に読んだ時は驚きました。怖いじゃないのー！しかし娘はまだおばけを理解していないせいか、「あはは」と笑って聞いています。しかも絵が面白いようで、ちょっとお気に入り。怖がってくれるのはいつでしょうね…？

娘がなかなか寝ない時に、この本を持ってきて「寝ないとおばけが出るぞ〜」と言って見せたら、逆効果。ますます目がさえてしまって、何度も読んでと催促する始末。やっぱり、まだおばけの怖さは分からないですよね・・・。

絵本に興味がなかった長女が、絵本に興味を示すきっかけとなった本です。二人の子供は、暗唱しました。とても覚えやすいようです。この本によって、どろぼうの存在も知り、うちの子はおばけよりもどろぼうを怖がりました。
ねないこはおばけになってとんでいくという、なんとも恐ろしい結末を迎えるはなしですが、ストーリーとは裏腹になぜかおばけなのにいやされる雰囲気のある本です。
こどもはおばけが大好き、好きでなくとも興味を持つ子がほとんどなのでおばけ入門として持っていて損なしの一冊です。
私自身がせなけいこさんの描く、かわいらしいおばけや幽霊にはまりました。「おばけかるた」もお勧めです。

怖いストーリーの筈なのですが、「いえいえ　よなかは　おばけの　じか〜ん」のところで、うちの子はなぜか大笑い！　私の読み方のせいかしら？！　　枕元に置いておいて、寝る前に必ず読んでいます。　
妊娠中に行った母親学級では、「お父さんが読んであげる絵本」として紹介されていました。　こういう刺激的な絵本を読むのはお父さんの担当にしてはどうでしょう？ということらしいです。　確かに、こういう絵本ならお父さんも読み易いかも知れませんね。　

大人が見てもかなりインパクトのある表紙。
おばけを怖がる子供も多いこの絵本ですが、
息子は予想に反しておばけが出てきた瞬間大喜び。
口では「おばけこわいよ〜」と言いながら、顔は終始ニコニコ。
てっきり怖がると思っていたので、息子の様子に拍子抜けでしたが、
読み終わるとすぐに「もう一回！」と私の声が枯れるまで
何度も何度も繰り返し読まされた大好きな絵本です。

ウチの息子は最近自我が出てきたのか何をしても「イヤー！！ギャーッ！！」の有様・・。もちろんそれは寝る時も同じ・・。そんな息子の姿に夫婦揃って少し呆れ顔。そこで仕方なく読み始めたのがこの絵本！！効果は・・テキメン！！息子はお化けが出てくるシーンになると顔をクシャクシャにして涙目で私の布団の中に潜り込んでくる。お化けが怖いのか、読んでいる私が怖いのか！？は定かではないが・・そんな息子が私は可愛くて仕方がない。確かに少しかわいそうな気もするが、心を鬼！？にしてきっと今日もこの絵本の出番になりそうだ！！

この本をはじめて見つけたときはビックリしました。怖い絵本っていうのを始めて知ったので・・。

それも、本当に連れて行かれちゃうなんて！
せなけいこさんの絵本はどこか怖い部分があって、でも、
怖いものって、大人もそうだけど子供もちょっとだけ見たくなってしまったりするもんですよね。


まだ１歳の息子には見せたことが無いのですが、もう少し大きくなって、夜なかなか寝ないときにこの本を読んでみようかと思っています。どんな反応をするか、今から楽しみ！（笑）

今はもっぱらママが読んでは怖がっています。

とけいがなります　
ボンボンボン

冒頭から何やら怖そうな雰囲気
時計は９時をさしています。

こんなじかんにおきてるのはだれだ？

遅くまでおきてる子はおばけの世界へ連れて行かれてしまうという、実はかなりおそろしいお話。
でも、子供は好きです。
怖いもの見たさでしょうか。
おばけも、ちょっと愛嬌があってかわいく思えてきます。
この本を読んでからというもの、９時になると｢大変だ、おばけに連れていかれちゃうよね」と言って早く寝てくれるようになりました。
文章も簡単なので、子供もすぐ暗記して、ひとりでも読めるようになりました。

長女が２歳ごろに読んだときは「こわいからないない。」と絵本を見えないところへかくしてしまったのですが、このごろ次女の保育園で「今月の絵本ベスト3」に入っていたのでまた引っ張り出してきて読んでいます。
次女は「ふくろうにみみずく」「くろねこどらねこ」・・のあたりが好きで絵本を紙芝居のようにもち先生になったつもりで一人で読んでいます｡もうすっかりお話を暗記しているようです。
夜、なかなか寝ないときも「そろそろおばけの時間だよ」というと布団にもぐって寝ようとがんばっています。

　昔、保育園で働いていたことがあるのですが、みんな大好きで、何でだろうと不思議でした。怖くないのかなあ、と。
　娘たちも保育園で読んでもらって、やっぱり好きなようでした。家でも、なかなか寝ないとき、絵本のまねをすると「キャー！」と嬉しそうにしています。
　とっても不思議な魅力のある本です。