「ねないこ だれだ」 みんなの声

私は、ある程度大きくなってから読みましたが、ものすご〜く怖かったので、なるべく目に付かないところに置いたものでした。
ただ怖いという気持ちが強烈だったせいか、とても印象深い本となりました。卒業して何年もたつと、人当たりのいい先生のことは忘れてしまうのに、苦手だったクセの強い先生のことは、結構悪い意味でなく思い出すみたいに。

せなけいこさんのこのシリーズは、賛否両論あるようですが、あまりしつけを意識して読まないほうが良いのではないかと思います。話の展開や、結末の意外性などはとても面白いと思うので、そっちに目を向けて読むのがいいと思います。
ただ、この本は、あまり小さいお子さんには「恐怖心」を植えつけることもあるようですので、少し大きくなってからの方がいいかもしれませんね。

おどろおどろしく読んでみたら相当怖かった様子。初めて怖いという概念が分かったみたいで「こっこわい・・・」といつも言い眉をひそめるので、その顔見たさに読んだりして（笑）。こんな風にして人はおばけを怖がるようになるんだなあと実感しました。何気に置いているとそーっと隠したり目をそらしたりしているのがまたおかしいです。ちなみに「とんでいけ」のところで実際に手を引っ張ってあげると恐ろし効果大です。

最初はこんな終わり方があるんだなあと驚きましたが、
少しずつオバケになっていくラストのアイデアは
必見の面白さです。
今のところ娘は、ぐずる時もありますが結構素直に
寝てくれるので、「寝ないとオバケになるよ」
って感じではこの絵本を使わないつもりです。

この先もオバケの出番が来ないようにしたいですが、
娘が３.４歳になった時にはどうなってることやら・・・

お気に入りの場面
娘：柱時計のぼーんぼーん
僕：少しずつオバケになっていくラストのアイデア

「おばばか」な姉から私の息子へのプレゼントです。色々な人に「オススメ絵本」をリサーチしてきてくれただけあって本当に赤ん坊の心をわしづかみにして離さない本です。息子はどんなに激しく泣いていても表紙を見るだけで「ぴた」っと泣きやみ，おばけの絵のページでは満面の笑みになります。独特の貼り絵と，耳に心地よいリズムのよい文章が赤ん坊にぴったりなのだと思います。正直，初めて読んだときには随分シュールだなぁと思ったのですが，今では私もこの本の世界のとりこです。毎日読んでいるので，一言一句暗記してしまいました。もう少し息子が大きくなったら「ベランダまで，お化けがきたかもよ。」なんて言って，楽しみたいなぁと思います。

これで息子はおばけより、どろぼうが怖いと知りました。
寝ないとどろぼうが来ると解釈。
おばけは可愛いと思っているようです。でもメルヘンで素敵な絵本だと思います。

１才になったばかりの頃に購入しました。
声のトーンを抑えて読むので怖いのでしょうね。
「お化けになってとんでいけ」の後、私はいつも「ユウキはチャーちゃんの大事だから、お化けにならないでね。ねんねしようね」と言います。すると、「チャーちゃん、ユウキ大事」と言いながら満足そうに寝てくれます。
こんなに小さい子でもお化けは怖いのですね。

「ねないこだれだ〜」せなけいこさんの絵本大好きです。自分も昔読んで好きだったので懐かしくて子どもに与えました。その後いろんな意見も知りましたが、子どもも私の子どもの頃同様、お気に入りになっているので〇という事で…中でもこの本は寝る前によく読みました。怖いのだけど、見たくて、読んで欲しくて…よく読んだので、文を覚えて反対にお話できるようになったくらいです。「…おしまいっ。さあ、おやすみ…」

なんて、すばらしい！
まさにママのためにできたような本だと思いました。

寝ない子が寝てくれる！

少し怖いけど、おもしろい！

『連れて行かれないように寝ようね。』
が言える本ですね。

とにかくお気に入りで、朝でも夜でも「読んでくれ」とせっつかれます。私もとうとう暗唱してしまい、そらでお話しできるようになってしまいました。
しかし。いくら怖そうに演出しても、子どもはあっけらかんとして、話を聞き終わった後には「こわいねえ」と言うものの、全然怖そうじゃないんです。力をいれて読んだ割には、とこっちはがっくり。
最近は、自分でページをめくりながら、「ボン、ボン・・」「だれだ〜？」「○○いけ〜（「とんでいけ〜」だと思う）」など、覚えてるフレーズを繰り返してます。
わが娘は怖がっていないけれど、何度も読みたいと思わせる絵本なのだと思います。
これですぐ寝てくれるようになってくれればうれしいのに・・

まだまだ遊びたくて、「寝ない」と連呼していたころ、２歳半ぐらいだったでしょうか、「おばけになって、とんでいけ〜」というとあわてて布団をかぶっていました。ちょうどお話と自分の生活とが結びついてきた頃だったんですね。お話の長さも絵柄のシンプルさもちょうどよく、子どもの心をぐっとつかんでいます。自分で開いて楽しめて、長い間読み継がれているのもうなずけます。