この絵本を最後まで読むと、とってもお腹が空いてきます。
食べ物達と、それを食べる動物達がとてもいきいきと描かれていて、「おいしいおと」はもちろん、おいしいにおいまで伝わってくるような気がします。
どの動物達も決してキレイな食べ方ではなく、ぱらぱらポロポロ落としていて、まるで娘の食事風景を見ているよう・・・その描写がまたなんともいえず上手に描かれているので、リアルに伝わってくるのかな。
また、一緒に食べている動物達同士の組み合わせを注目して読むのも楽しいです。例えば、うさぎとかめがジュースを飲んでいる場面。きっと、かけっこに負けたうさぎが、かめにジュース(青汁!)をおごっているところじゃないかなぁなんて、想像力がかきたてられます。