「おこだでませんように」 みんなの声

ちょうどこの本と同じように、息子に妹ができたので、
お友達がプレゼントしてくれました。

推薦図書とかになっているいい本だってうわさは聞いていましたが、
まさか自分が泣くとは…
息子に読み聞かせる前に、ざっと目を通したら、母親が号泣！
なんて悲しくて、息子に「ごめんね」と言いたくなってしまう本なのでしょう。
読み聞かせても毎回泣けてきてしまいますし、
本棚においておくのも胸がキュッとなってつらいです。

息子の反応は、面白くないなぁ、意味がわからんなぁ、という感じでした。
関西弁がしっくり来ていない感じもありました。

大人の口調を真似たり、語彙が増えたり、いっちょまえに口答えする息子に、
自分は対等に張り合ったり、「ちゃんと言いなさい」と言ったり…
まだ子供なんだから、聞いてあげる・読み取ってあげる必要が
あるんだな、と反省させられる本でした。

何度読んでも、泣けてくるくらい好きな作品です。
5歳の子供がいますが、ついついきつく叱ってしまいます。
でも、子供には、子供の言い分があるのだ、と気づかせられました。
短冊の願いを読んで子供の気持ちに寄り添ってくれた先生とおかあさんの姿に、ハッとさせられました。
分かっているけど、ついついキャンキャン怒ってしまうので、時々、この作品のことを思い出して、子供の気持ちに寄り添いたいと思っています。

この絵本の男の子と同じで私も長女に対して怒ってばかりです。　
長女の言い分など考えてあげず、そのときの自分の感情だけで
頭ごなしに怒っています。

お姉ちゃんだから、二年生なんだから・・・　
そんなことばかり言ってた自分が恥ずかしいです。

これからは褒めるところを探して声をかけてあげようと思いました。

怒られたときの子どもの心が、とても丁寧に描かれています。怒られるようなことをしたときにも、子どもなりの理由があって、それは強くて優しい心から来ているのだと気付かされます。
障がいのある子どもに対する研修会で、この本を紹介されました。その場で読み聞かせていただいたのですが、最後の所では泣いてしまいました。
「おこられませんように」ではなく、「おこだでませんように」という書き方は、発達障がいのある子にも通じるものがありますが、作者のホームページを見たら、発達障がいであると想定して書いた作品ではないようです。しかし、自分の気持ちを上手に表現できない部分が本当によく描けていて、どんな子どもにも通じるところがあります。
子どもが抱えている「祈るような気持ち」に気付いていられたらいいなと思いました。

普段娘をついついたくさん怒ってしまう自分。どうしたら、と想ったとき、この作品を思い出し、読んでみました。この本読んで、男の子の切ない気持ちに涙してしまいました。ああ、子供ってこういう気持ちをもっているんだな、と気付き、今までむやみやたらに感情だけで怒ってしまいっていたことも多々あった自分を反省しました。この本、色々伝わることが多いです。

読みながら私の涙がとまりませんでした。
私はちゃんと子どもたちの話を聞いてあげられて
いるのかな、と反省しました。
大人がはっとさせられる絵本でもあると思います。

この絵本を読んで、怒られた子の心をよく理解しました。皆さん、読んでみてください。それは時間を無駄遣いにならないと思いますよ。

娘が小学生に上がって、
急に言葉使いが悪くなり、
言うことをきかなくなり、
毎日も〜と怒ることが多くなっていた時期に
推薦図書なので読んでみました。

下読みをせずに読み聞かせたのですが、
途中で私がボロボロ泣いてしまいました。
じ〜ん、と心にしみるお話や
ホロっときそうなお話はありましたが
ここまで泣いた作品はありません。
こどもにとっては、お母さんがボロボロないた本！
という印象が強く残ってしまいましたが、
また大きくなるにつれて、違った感想をもつだろう思います。

何度読んでもぐっとくる作品で
私がおりにふれ読んで、気持ちをリセットする作品になっています。
おすすめです

試し読みをしただけで涙がでてきました。
主人公の男の子の気持ちが切なくて、そして、最後は大人にその気持ちを理解してもらえて、本当に良かった！
大人にも是非読んでもらいたいお勧め絵本のひとつです。

いつもいつも怒られてばかりの男の子。
お母さん、先生、お友達・・・
ちゃんと理由があるんだよ、どうして分かってくれないの？
言っても分かってもらえないだろうな・・
そうなんです。子供だって考えているんです。
何で大人は決め付けてしまうのでしょう。
どうしてもっと聞いてあげる気持ちの余裕が無いんでしょう
なんか読んでるうちにとっても切なくなってきて、涙が出そうになりました。
一年生と四年生に読み聞かせに行きましたが、
子供たちの感想は「おこだでませんようにと、七夕の短冊に書いた御願いがかなってお母さんや先生が優しくなってほんとによかった。」というのが一番多かったのですが、中には「僕も、いつも怒られているから気持ちがよく分かる」なんて子もいました。
先生のほうが胸がつまって、「先生も似たようなことをしている時があるね。反省しました。」とおっしゃっていました。
とってもおすすめですよ〜。