タイトルに惹かれて立ち読みしたのがこの絵本との出会い。
いつもは人から薦められた絵本を買うことが多いので、何も情報がない状態から読みました。
彼が書いた「短冊」のページ。
思わず、はっとしました。
先生のセリフは声が震えてしまい涙をこらえて読みました。
よかった、気づいてくれたんだ・・
言葉がすぐに出てこない子、加減がわからない子、間が悪いなんていわれちゃう子、大人からは「困った子」なんてレッテルを貼られてしまう。
ほんとうは彼自身が「困ってる子」なのに。
今、こんな風に「困っている子」は増えていて、学校と上手くいかずに
転校したり、クラスになじめなかったりしているとゆう。
そんなことを耳にするたび、この男の子のように、気づいてくれる大人が居てくれたなら・・・と思う。
どんなに怒られても、先生やお母さんを恨んだりしない。
自分を責め続ける子ども時代なんて、どの子どもにも経験する必要がない経験だと思う。
君は君のペースでいいし、そのままの君でいいんじゃない?
素直で元気で悔し涙も知っている。
子どもたちの心のSOSに耳を傾け、目の前に起きた出来事の背景を知ろうとすること。
子どもたちに向き合うすべての大人に読んで貰いたい1冊です。
購入してからは、色んな人に貸してしまい家用にもう1冊購入しました。