どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
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絵本全体の大人っぽい佇まいに惹かれ、手に取りました。 ある朝、「まじょもりへごしょうたい」という手紙をもらった女の子が、森に出かけていきました。そこで髪の長い女の人に出会います。 「うれしいような用心したほうがいいような両方の気持ち」というセリフが、とてもよくその雰囲気を表していると思います。 神秘的で優しい色合いのイラストが、梨木香歩さんのちょっと不思議な物語とぴったりあっていました。 大人の女性が好きなお話かなと思います。
投稿日:2022/01/19
梨木さんらしいストーリーだなと思いました。やっぱり神秘的な話で、その雰囲気を早川さんの絵がすっきりした淡い色のタッチでよく表している本だと思いました。 ストーリー自体は、異次元へのトリップなのですが、お母さんが以前に行ったことがあるだなんて、あの家は、お母さんの実家なのかしら? 生クリームを食べたことがないっていう設定がとっても微笑ましかったです。神様もアップデートする機会が欲しいのかもしれませんね。
投稿日:2019/12/30
ふしぎなお話だなと思いました。 つばきが招待されたマジョモリ。 もう一人の女の子ふたばの正体はなんと…。 こんなお茶会の時間いいですね。 挿し絵もお話ととても合っていると思います。 静かでやさしい雰囲気のお話です。
投稿日:2014/12/06
日本版ふしぎの国のアリスと言おうか、冒険心と出逢いのファンタジーを、さりげなく春のお茶会でくるんだ美しい絵物語。大人の絵本。 オチがとっても素敵です。ふわん、と柔らかな空気を残してくれる。 時間が止まったかのような、優しい気持ちになるお話でした。 そうね、時間のものさしが長いからね(笑) ヤングアダルト後半にオススメ。
投稿日:2014/11/28
不思議な物語です。 御陵といえば神のまつられた聖域。子どもたちが「まじょもり」と名付けた森のハナから招待状を受けたつばきちゃん。 先祖代々神官の家という神秘性と、食べ物として扱われるお供物の御神饌。設定からしてとてもミステリアスです。 生クリームを取りに帰ると、今度はお母さんの「ふたば」ちゃんが拗ねてしまうのですが、お母さんにも招待状が届きます。 その後がまた不思議。 つばきちゃんと同じ子どもにかえったお母さん。ハナちゃんとも知り合い見たいです。 また、つばきちゃんとふたばちゃんの一心同体ぶり。 女性には不思議のない物語なのかな〜。 自分には不思議不思議がいっぱい残りましたが、心に残る作品です。
投稿日:2010/02/22
「西の魔女が死んだ」「裏庭」「エンジェルエンジェル」「りかさん」と読んでみて、この絵本を児童書のコーナーで見つけました。 大人が「御陵」と呼び、子どもたちが「まじょもり」と呼ぶ森。誰も入ってはいけない森からつばきに招待状が届きました。 森にいた神秘的な女の人から、御神せんを勧められるつばき。つばきの家では、御神せんに生クリームをつけて食べるという点に驚いてしまいました。 西洋的なものと日本的なものの融合が、梨木作品には多いのですが、つばきの家で食べられているこの組み合わせは正にそうかなと思いました。 「秘密の花園」など、禁断の森には、心そそられるものがありますね。そして禁断の森のティーパーティには心をくすぐられる要素があるのではないでしょうか。 大人の中の少女心を呼び起こさせてくれる本だと思います。
投稿日:2008/09/28
ある朝、つばきの元に届いた手紙は、まじょもりへの招待状でした。 誰も入ってはいけない『御陵』と呼ばれるその森へ、つばきは入っていきました。そこで、出会った不思議な女の人にお茶を誘われました。そして、もうひとりの招待客は… ちょっと不思議な空間、こんな場所に憧れます。たぶん、魔法使い…?でも、なんか違った雰囲気のその女の人の描き方、なかなか面白いですね。そして、細かい絵、本物に忠実に描かれた植物や家の中の様子が、またまた不思議さを倍増していました。
投稿日:2008/08/28
内容だけ見てしまうと、わりとよくあるお話です。でも、梨木さんならではの味わいがあって、イラストの早川司寿乃さんのイラストがすごくいい感じに交わって、素敵な世界を見せてもらいました。 絵本と言うには本の形態が少し微妙なタイプで、出版社の方がどのようなジャンルとしてこの本を作られたのか、ちょっと聞きたいところですが、絵本として紹介させていただきます。 「木花咲耶姫(実際に神社にお祭りされていて、全国の霊山に花を咲かせる神様)」が、作品のベースになっていて、少女たちが不思議な「マジョモリ」へ誘われていくシーンはワクワクしました。 木花咲耶姫は、文中で「ハナちゃん」というあだ名で呼ばれています。 ハナちゃんが行うちょっと不思議な行動や会話が何ともいえず、絵本を読み終わったときには、短い映画を見せてもらったような気分になりました。 うちの子どもたちの好きなタイプではなかったのが残念でなりません。興味のあるお子さん、ぜひ読んでみてください。自然に無理なく読めるのは、小学校の中学年以上かな? 大人でも十分楽しめます。というか、大人の絵本かもしれません。
投稿日:2008/08/05
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