「やなぎむらのおはなし」シリーズで、これからの季節にはこちらでしょうか。
久々に開きましたが、新鮮な楽しさがあります。
柳の枝が地面に届くほど長く伸びて、小さなやなぎむらは大きな柳の木の中にすっぽりと包まれた頃、ほたるいけのほたるのピッカリさんから電話がかかってきました。
『ほたるホテル』の準備に取りかかるやみんなは、働き者です。
ベッド作りから、ははは、ため息が毎回出てしまいます。
野に咲く草花の描写の丁寧なこと、また出来上がったベッドの素敵なこと。
泊まりにくる虫さんたちの中には、ほかの作品で登場していた虫さんもいて懐かしい。
泊まりに来たカマキリばあさんをみんな恐がり敬遠していましたが、ピョンタの脅迫に、よい考えを出してくれたカマキリばあさん。
ピョンタもびっくり仰天ですが、当時息子も驚いていましたっけ。
ラストのホテルの外観は、ため息の出るような素敵な眺めです。