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世界を動かした塩の物語」 みんなの声

世界を動かした塩の物語 作:マークカーランスキー
絵:S.D. シンドラー
訳:遠藤 育枝
税込価格:\1,760
発行日:2008年09月
ISBN:9784776403159
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,505
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  • 実はすごい、塩

     「世界を動かした」のタイトル通り、塩の壮大な歴史が描かれています。
     そもそも、なぜ塩がこんなに必要なのか。こんなところから、物語ははじまっていきます。塩は、人間が食べる唯一の「石」である、ことも驚きです。
     
     塩をめぐる戦いや、塩の貴重性、意外な塩の使われ方など、びっくりするエピソードがたくさんありました。驚き楽しみながら、勉強になります。ボリュームのある内容ですが、とても読みやすかったです。

     私は今、塩麹にハマっているので、かみしめていただこうと思いました。

    投稿日:2012/05/11

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  • しっかり我が家の書棚におさまっています

     『「塩」の世界史:歴史を動かした、小さな粒』(扶桑社)は読みました。
     こちらで絵本の形になったこの作品を見つけて感動です。
     小中学生にというよりは、高校生(世界史を受験科目に選択している人ばかりではなく)・大人の方々にぜひともお薦めしたい作品です。

     「塩」が人類史といかに密接に繋がってきたか・「塩」が少なからず歴史を動かす要因となってきた事を再認識できると思います。
     各見開き毎のテーマにそった絵も見ごたえがあります。
     本文の後のページの年表もこの作品を振り返る良い手助けになるかと思います。
     
     私の教員生活のほとんどは、「受験の世界史」の指導で明け暮れました。
     「塩」を中心とする視点から教材に切り込んで行く授業も、テーマによっては取り組みました。
     しかし、受験シフトでの年間授業日数を気にしながらでしたので、振り返り自己評価してみると不満足な思いが残ります。
     小中学校でも「塩」をひとつのテーマとして行う学習には、この作品は補える教材にもなると思います。

     学習のためだけではなく、教養の分野でも大人の方々をも満足させられる作品だと思います。

     12歳の息子に薦めて見たところ、気に入ったテーマのページだけ拾い読みをしていました。
     が、今はこれで良いかなと思います。また思い出しこの絵本を手に取る日が来ればと。

     しっかり我が家の書棚におさまっています。

    投稿日:2010/10/01

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  • 私たちの生活の中に欠かせない塩 
    この本は その塩の歴史を詳しく紹介してくれて
    人間が生きていく上で塩がなければ 呼吸したり 消化したり 栄養や酸素が 体内に回らなくなってしまい 神経が働かなくなるそんなに塩は 大切な存在だったことを改めて知り 感動です!

    昔の人々が 海水から塩を作ったり いろいろと工夫をしている中で 爆発が起きて たくさんの人が死んだり その中で 発見があったり
    すごいな〜

    文明は塩とともに 
    塩で長持ち= 保存食 ハム ベーコン チーズなどが作られた

    塩が支えた王朝=中国で万里の長城が築かれたり  しょうゆが 作られたり

    塩が築いたローマ帝国= ローマ人が誰にでも塩は与えられるべきだと言う考え方を持っていたこと   「塩の道」街道があり また ソースがつくられたり
    塩と自由   塩と科学  塩の行進(インドのガンジーの話)

    本当に感動するものばかりです

    絵もとても 的確に うまく描いてくださり 長い本ですが楽しめました
    科学や 歴史に興味のある人 塩について知りたい人は 是非読んでみてください!
    お奨めします!
    読み聞かせには長いので ちょっと向かないでしょうが 感動の本です!

    投稿日:2010/09/28

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  • 塩を中心に、古代〜現代まで歴史をたどっていく絵本。
    旅の始まりは、筆者と岩塩との出会い。そして、塩の科学的な性質が紹介され、古代〜現代へむかって世界各地の塩の利用法(政治、軍事、経済、保存など)が楽しくユーモアに富んだ絵で紹介される。
    巻末には塩を中心にした歴史年表もあり、歴史は塩によってつくられていることがよくわかる。

    人間中心の歴史を紹介する方法に慣れているので、塩が中心で世界が回っているとは驚きだ。しかし、生物は塩がなければ生きられず、結局、生活必需品の「塩」がとれる地域と不足している地域の人たちが、塩を中心に経済をまわし、流通させ、戦争や政治のネタにし、研究し、いろいろに活用している様子を見ると、筆者の独自の視点が納得できる。
    歴史は、塩が作った。
    人間は塩に振り回されている。人間が塩を振りかけて、塩を支配しているように見えるが、実は塩に支配されているのだ。

    今は塩が簡単に手に入るようにはなったが、今度は「塩分の取りすぎ」などの健康問題や環境破壊など別の問題が持ち上がっている。だから結局、塩には勝てないのだと思い知らされている。

    人間中心という視点を変えることにより、新しい発見があり、人間はもっと謙虚に生きなければならないと反省できる絵本。
    単に、ユーモアに満ちた漫画として楽しんでいるだけで、世界史が頭に入るという珍しく便利な本でもある。大人の方も是非お読みください。歴史が苦手な人にも、興味をもってもらえそうな面白いエピソードが満載。

    投稿日:2019/12/31

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  • 読み応えあります

    図書館のオススメコーナーで見つけました。
    「塩」の重要性から世界を巡った歴史まで、詳しく語られています。
    10才の娘が興味津々で読んでいました。エジプトのミイラづくりに塩が使われていたことに、とても驚いていたようです。
    私も知らなかった内容が多くてビックリ。「へぇー」と言いながら子どもと一緒に楽しみました。

    投稿日:2015/04/15

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  • 塩の歴史は人類の歴史

    人類の歴史と塩の関係を、全世界に渡って語っている力作絵本です。
    今では身近な塩が、人類の歴史を築いてきたを痛感しました。
    人間の命を支えるためにも、物の保存にも必要だったので、戦争も経済発展も開拓も塩を必然性に酔ったのですね。
    重要度が塩から石油に代わるまでの間の話が、スポット的に描かれていて、世界旅行もできたように思いました。

    投稿日:2014/08/10

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  • 塩にまつわる歴史的なエピソード満載

    塩の作り方、塩から作られた調味料、塩がもとで起きた争いなど、世界の中での塩にまつわるエピソードが満載です。

    暮らしに不可欠なものであるだけに、そのエピソードの一つひとつが興味深く感じました。

    ミイラに塩を使っていたことは知りませんでしたし、意外な塩の使い方にも驚かされました。

    絵が『しゃっくりがいこつ』のシンドラーで歴史的な絵本も描いていて幅広く活躍されているんだなあと思いました。

    絵もわかりやすくおもしろかったです。

    投稿日:2013/12/13

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  • 歴史

    歴史に興味を持っているのでこの絵本を選びました。特に気に入ったのはいろいろな出来事がどのようにして塩と結びついているのかをわかりやすく学べるとこ尾です。今でこそ塩は貴重価値もなくスーパーで買えてしまいますが昔はそうではなかったことを知る事が出来てとても有意義な絵本でした。

    投稿日:2010/10/04

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