「モンティー」 みんなの声

漫画のようにコマ割りされた絵本。
学校へ行くのにいつも当然のようにワニのモンティーに乗せていってもらっていたカエルたち。モンティーがなつやすみを主張し、乗せてくれなくなってしまい…。
モンティーのありがたみがよくわかるお話でした。
当然のように思っていてもある日いきなり当然ではなくなって、はじめて気づくことって実際ありますよね。日々、感謝は忘れないようにしたいものです。
モンティー、いつもごくろうさま。

うさぎのトム、アヒルのドリス、カエルのアーサーは、学校へ行く途中の川を渡るのに、毎日モンティーの背中に乗せてもらっています。
「わにのなつやすみ」と言ってどこかに行ってしまったモンティーが、「なつやすみのなつやすみ」と言って戻ってくるシーンがとっても好きです。
先日、動物園に行ってワニを見たとき、子供たちがワニの大きな背中を見て、この本のことを思い出したのか、「モンティーの背中に亀やアヒルが乗れるわけだね」と言っていました。子供達の心の中にも、すっかり住み着いてるモンティーです。

日頃、アッシー君をしてくれているワニのモンティ。
皆のワにてを聞いていましたが、夏休みをとると言ってなくなりました。
仲間たちは、初めてモンティのありがたみを痛感したようです。 さりげない日常を見直して、人に助けられていることを考え直す本かも知れません。

ウサギとアヒル、カエルは学校へいくときに
いつもワニにのっていきます。
感謝するはずなのに、いそいでとか早くって
注文ばかり。
本当なら怒るはずのワニのモンティですが
ただ怒るんじゃなくて
夏休みをとることに決めた！って。
ユーモアたっぷりですよね。
けんかするんじゃなくて、こんな風に言えたらいいな。