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こわいこわいおるすばん」 みんなの声

こわいこわいおるすばん 作・絵:渡辺 有一
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,078
発行日:1985年12月
ISBN:9784591021477
評価スコア 4
評価ランキング 30,016
みんなの声 総数 2
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  • みな真剣に・・・

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    3〜5歳児に読みました
    ちょっと季節はずれていましたが、幼稚園児が主人公なので子どもたちの食いつきは良く、みな真剣に見入ってました・・・

    下の弟と二人っきりでお留守番は、よくあることぐらいに感じていた最初ですが、停電したり赤ちゃんが何しても泣きやまない様子には、もう目が離せないみたいで、途中でお迎えの方が来ても「見終わるまでまって」とかなりの真剣さにこちらもついつい力が入ってしまうほど・・

    印象に残ったのか終わってからも、ページをめくって(字が読めなくても)大体のストリーを自分で声に出して読んでいました

    おかあさんの「3人もうまなきゃ・・・・」というセリフは気になりますが、読み聞かせにかなりのお勧めです

    投稿日:2011/10/21

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  • 子育ての中の葛藤

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子7歳、男の子3歳

    この絵本を読んでいる途中、私が泣きそうで困りました。

    じろうは5歳、3人兄弟の真ん中です。
    おにいちゃんのたろうとは遊んだりけんかをしたり、でも弟のさぶろうは
    まだ赤ちゃん。面倒は見ないし、遊びの邪魔をすると泣かせます。

    ある日、雨がどんどん強くなる中、お母さんが寝ているさぶろうをじろうに
    まかせてたろうのお迎えに行ってしまいます。
    雷の大音量に泣き出すさぶろう、そして停電。
    じろうもこわくて、さぶろうを抱いてあっちの部屋こっちの部屋とうろうろ
    するのです。
    とうとう、さぶろうを抱えたまま外に飛び出すじろう。

    5歳の小さな子が、赤ちゃんもまもらなくちゃ行けなくて、どんなに
    がまんしたんだろう、どんなに恐かっただろうと思うと、胸が
    ギュッと締め付けられるようです。
    多分読んでもらう子どもは、大きく描かれた雷にじろうの怖さを
    自分のことのように感じるでしょう。

    じろうにあやまるお母さんを見て、自分だったらどうしただろうと思います。
    できれば、子どもだけで家に置いて行きたくない。
    でも、赤ちゃんを大雨の中連れ出したくもない。しかも寝たばかり。
    5歳の子に留守番が務まるか。

    子どもがまだほんの小さな赤ちゃんの時は、私もそういう育児中の葛藤を
    いつも抱えていました。
    その気持ちを振り返り、本当に誰にも頼めず相談する人もなくて、辛い日も
    あったなあと思うと、またまた涙が出そうになるのでした。

    投稿日:2008/10/06

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