初めてこの本を読んだのは小学1年生の時、学校の図書室で。表紙も中身もぼろぼろで、ところどころが破れていたりして、当時から子供に大人気の本だということが一目でわかりました。あれから何年も経って、今年9月に子供が生まれるのでこの本を購入したのですが、ごくシンプルなストーリーといい、カラフルでユーモラスな絵といい、もう、始めから終わりまであらためて素晴らしいですね。何が素晴らしいって、小学1年生の頃に読んだ時と全く変わらない目線で読めるという事!大人になってから読むと子供の時とはまた違う新たな発見がある本もすてきだけど、逆にこういういつでも読む側の立場を選ばない本は、きっと作者自身も楽しみながら描いてるのだろうなぁと思いました。生まれてくる子供も、間違いなく気に入ってくれるであろう一冊だと思います。