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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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つみきのいえ」 みんなの声

つみきのいえ 文:平田 研也
絵:加藤 久仁生
出版社:白泉社 白泉社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2008年10月
ISBN:9784592761310
評価スコア 4.75
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みんなの声 総数 112
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112件見つかりました

  • 海の底のおもいで

     海の中に、つみきをつみあげたような家にすんでいるおじいさん。海がおだやかな時は、とても住みごこちがよさそうです。おじいさんが、おばあさんの思い出の、フリル付きの赤いエプロンで料理しているのがほほえましいなと思いました。
     海の底にもぐっていくと、昔の思い出がよみがえってきます。せつない場面でした。

     淡い色で描かれた絵に、しみじみしました。たくさんの賞をとったお話、みんなの心にひびくと思います。

    投稿日:2013/10/22

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  • 話題になっているようなので図書館で借りてみました。
    絵本を開いてみて、2歳半の息子へというよりは私に。

    「老い」というか、「人生」というか、そのようなことを強く感じさせる絵本で、
    読んでちょっと切なくなり、また身につまされました。
    自分は、この絵本の主人公のおじいさんのように、幸せな思い出(ちょっと悲しい思い出も含む)をたくさん抱えながらも淡々と老後を生きられるのかと。

    つみきの家とは、記憶の積層のようなものだと思いました。
    自分の生きた痕跡を潜れれば見れるというのはいいけれど、
    ちょっと切なくなるなあ。

    積んでいくと、どんどん家は小さくなるのも、ちょっと切ないです。

    どんな音楽がかかっていたのかなど…アニメーションを見たくなりました。

    投稿日:2013/09/10

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  • とても深みのある絵本です。

    淡く優しく、繊細に丁寧に描かれた絵。

    表紙を一目見て抱いたイメージ通りのお話でした。


    海面がだんだん上がってくるのに合わせて、上へ上へと積み木を積み上げるように家を重ねて住んでいるおじいさん。

    おばあさんに先立たれても、街の人がみんな引っ越してしまっても、1人のんびり楽しく暮らしています。

    友達とチェスをしたり、子どもたちからの手紙を読んだり…。


    でも、海に潜って1つ1つの家とともに残された思い出をたどっていくおじいさんの背中は、とても寂しそうにみえました。

    寂しいけど、おじいさんはきっと孤独じゃない。

    最後のページに描かれた穏やかな笑顔に、切なくて温かい気持ちが溢れました。

    おじいさんはきっと、思い出と同じように寂しさや切なさも大切にしているんだろうなぁ。

    投稿日:2013/09/02

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  • こんなふうに過ごせるんだね

    老人の心の中は…思い出でいっぱいなのかな?

    少しずつ水面が上昇してくるたびに積み重ねて小さくなるおうち。

    老いていくことについて親の私が深く考えさせられた作品です。

    内容的に5才の息子に読み聞かせするには少し早かったように感じました。

    ただ息子も積み重ねたおうちの絵を見て感じることもあったようです。

    これからもっと高く狭くなったらどうなるのかな?ってちょっぴり不安そうに言っています。

    もう少し大きくなったらもう一度読ませてあげたい作品です。

    投稿日:2013/01/30

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  • いつかまた読みたい本

    以前読んだことがあり、また読みたくなりました。
    今の自分は何段目のつみきだろう?これからどんな素晴らしいつみきを積むことができるんだろうと、これまでの人生を振り返りながら未来の自分に胸がふくらむ本でもあると思います。
    自分がもっと年をとったらまた読み返したいです。読む度に幸せな気持ちになれたら素敵な人生の証拠ですね。

    投稿日:2012/07/13

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  • じんときます

    じんときます。じわじわと。
    幸せであり、せつなくもあり、ほほえましくも、少しさみしさもあるかもしれません。
    何度か読んでもまた感じ方がいろいろでてくると思います。
    私は今このいえのなんこめにいるんだろう。あとなんこいえを積み重ねるんだろうな、なんて考えながら読んだりもしました。
    夫婦になり、家族になりすごしていく時間。わたしだってまだまだおじいさんの経験の半分にも達していないでしょう。おじいさんとおなじくらいになった時わたしはどんなふうにすごしているのかな。

    むすこはまだまだ三歳。まだいえもたっていないかな。最近一丁前に赤ちゃんの時の話を思い出したりなんかもしているけれど、どんどん新しいことをはじめて、覚えていって、今は前へ前へと進んでいる時。このお話の意味はまだわからなくても当たり前でいいかなと思っています。
    でも、今も子どもなりに、いつも絵本を読むように、絵のなかのいろいろなものを発見したり、ちゃんと絵を見てお話を聞いていました。

    もう少し大きくなって読んだら、またなにか感じるかな。
    これからすてきないえをたてていけばいいと思っています。

    投稿日:2012/05/22

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  • アニメで泣き、絵本でも

    • 土筆さん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子6歳、女の子4歳

    6歳と4歳の子供達に読みました。
    流石はあのアヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞を受賞した作品ということあって、アニメを見たときは涙が止まりませんでした。
    そのアニメを絵本にされるということで、内容は少し変わりましたが、また別の作品として感動しました。
    絵本は子供に向けて優しく語られています。
    アニメは大人にも向けて無言で語られています。
    絵本だけでなく、元のアニメも是非見ていただきたいと思います。

    投稿日:2012/03/19

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  • すてきなおはなし

    • うさりすさん
    • 30代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子5歳、男の子4歳、女の子3歳

    小児科の待合で読みぐっと引き込まれてしまいました。絵のあたたかさとストーリー、どちらにも心を奪われた久々に出会いを感じた絵本でした。やさしくて、切なくて、不思議なこのすてきな絵本。どちらかといえば大人の心に響く一冊かなと思います。

    投稿日:2012/03/11

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  • 素敵な絵本です

    以前から気になっていた絵本でした。

    とっても優しい色使いの絵本で、こころが優しくなる・・・そんな絵本でした。

    一つ一つ、積み木のように家を積み重ねていきますが、その家の数だけ思い出がある事に気付いた、おじいさん。

    そのおじいさんの素敵な表情に最後、ホッとしました。

    子供というより、大人向けの絵本ですね。

    投稿日:2012/01/22

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  • やさしい絵本

    やさしいタッチの絵にひかれて、手に取りました。
    映画が先行だったけど、どんなお話なのかはしりませんでした。
    「つみきのいえ」ってそういうことだったんですね。
    年を重ねると、新しいものがどんどん増えていくけど、
    遠い昔の記憶もずっと大切にしていきたいと思いました。

    投稿日:2012/01/19

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