鈴木まもるさんの絵本です。
「鳥の巣」に関する絵本の印象が強く
この絵本の作者名を見て
(本当に あの鈴木まもるさんの本?)
なんて思いました。
絵の雰囲気が全く違うのです。
とても疲れたと感じている「ぼく」の心を
暖炉の火が癒してくれます。
こんなオレンジ色の火を最近見ていないなぁ…と思いました。
炎の前に腰をおろし ゆらゆら揺れる火を見ながら暖をとる。
この場面を想像しただけで
心も身体も暖かくなっていく気がします。
こんな炎からは 不思議な力を感じますよね。
今は なかなか火を焚いていい場所もないですが
読んだ後は
焚き火の前で贅沢な時間をすごしてみたいなぁと思いました。
大人向けの絵本なのかもしれません。