絵がとっても素敵だけど
文字が小さくて、多いぞ・・・
と、少々疲れ気味の時に読むのは辛いかな・・・と
読み始めたら、なんのなんの!引き込まれます!!
「ねがいのものがたりです」と
前置きされています
原題は「The Story of Holly & Ivy」とのことで
「人形のねがい」ではないのです
訳者の掛川さんの思いがここに現されているのかな?
いろいろな登場人物が出てきますが
とても特徴的に捉えやすく
伏線が繋がっていくと
とてもうれしくなっていきます
偶然が偶然を生み出す不思議さ
それが、クリスマスのお陰なのか
今までちょっと満たされない思いを持った
人々や人形が
みんなが幸せな気持ちになるような方向へ
展開されていくんです
読む側もとても共感出来ます
意地悪なフクロウ人形のアブダカタブラの
運命が、なんともかわいそうな気がしないでもないですが
おはなしの〆も
ふりかえりがあります
「もし○○が、□□でなかったら・・・」と
本当に!!って
本当に、そういうことだったのか
と
これは、おはなし会では読めないけど
是非、紹介して
親子で、個人で、じっくり読んで
味わっていただきたい絵本です
自分にほしい1冊です