2歳の息子に。
紅葉も美しい江戸の町でおいしいおでんをほうばる
ひらたおでんとかぶへい。
そこへ現れたひとさらいの気配…
姿の見えない敵の正体をみやぶる驚きの方法とは?!
時代劇好きの息子が大ハマりのおでんさむらいシリーズ。
おとものかぶへいが違和感なく存在しているこの可笑しさ、
不思議さ。おでんの(食べる方も人物も)活躍っぷりも心地よいです。
たんなる勧善懲悪という流れではなく、
おでんの人情深さにもなんだかしんみりさせられます。
読んだ当日、たまたま晩御飯がおでんだった我が家。
さっそく息子は得意げに真似をしておりました。
息子はおでんを食べるたび思い出しそうな勢いです。