おでんさむらいも3冊目。すっかりハマってます!
こぶまきのまきは、お婆ちゃんを思う孫ゴコロ
しらたきのまきは、すれ違う恋ゴコロ
そして、今回は子どもを思う母ゴコロ
おでんさむらいって、人情絵巻ですね。
子どもをさらう姿なき妖怪「すがたかくし」
おでん達が見た正体は、恐ろしい般若と嘆き女、
ふたつの頭をもつ妖怪。
おでんは、いつものごとくあざやかな剣さばきで、見事解決しますが、
今回の妖怪、嘆き女もまた子どもを失った悲しみで、こんな姿に
なってしまったのです。
母は、子どもの為なら、神になることも、鬼になることもある。
せつない母ゴコロのお話でした。
しかし、ちくわを目に当てるおでんとかぶへい。
真面目なのか、ふざけているのか…。
なんとも奇妙なお話です(笑)