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しあわせの子犬たち」 みんなの声

しあわせの子犬たち 作:M・ラバット
絵:むかい ながまさ
訳:若林千鶴
出版社:文研出版 文研出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2008年11月
ISBN:9784580820555
評価スコア 4.2
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みんなの声 総数 4
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  • 深いですね

    動物が大好きな3年生の長女が読みました。
    海外の本の翻訳なので、ちょっと読みづらいところもあったようです。
    とはいえ、お話の題材が犬であること、生まれた子犬たちの行き先を追うストーリーであるところが、最近、保護犬に興味を持ち始めた娘にはどんぴしゃだったようで熱心に読んでいました。
    とても深いお話だと思います。

    投稿日:2020/08/07

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  • 動物を飼うには相性が必要

    • doruさん
    • 40代
    • その他の方
    • 兵庫県
    • 姪9歳

    主人公の女の子は毎年夏になると農場にやってきて、おばあちゃんと暮らします。だけどもこの夏は少し違いました。コリー犬のエルシーのお腹が大きくなって、小さなちびちゃんたちを産むのです。犬のおさんの準備、毛布をあつめて、洞窟のように暗くしてあげる。そして2時間置きに小さなちびちゃんがほろりほろりと産まれてくる。私は主人公の女の子で犬の誕生の様子を聞いただけで、コリー犬のエルシーの中から羊水を破ったり、袋をやぶったりするのは怖くておばあちゃんにみんなさせてしまいそうです。でも怖いながらも誕生の瞬間をみてみたいです。
    わたしもインコの夫婦を飼っていました。両方とも雛のうちから育てて手のりのいんこです。このインコの夫婦も春のはじめ卵を産んだのだけど、どっちが悪かったのかわかんなかったけど、雛は産まれませんでした。そして阪神大震災の翌年に生まれた12歳のまーちゃんは私が可愛がりすぎて力いっぱいにぎったら内臓破裂起こして私の手の中で死にました。だからもう雄を買ってこない限り雛の誕生を見ることができません。
     そしてコリー犬エルシーの子供が生まれ、誰も教えていないのに乳首を探してちゅーちゅーします。人間も動物も一緒なのだなぁと思いました。生命力に満ちた夏すくすくと育つ犬の子供たち、すべてが眩しくて活気に満ちて、女の子は子犬を育てて一生の思い出になると思います。
     子犬が大きくなり、子犬が幸せになるように飼い主探しです。日本だったらコリー犬産まれたらペットショップに直行でどんな飼い主にあたるかわかりません。この本の中でかれていた「ためし」にコリー犬を飼おうとする飼い主にでもあたったら、悲惨です。子犬のうちは可愛いから飼って、大きくなってこんなはずじゃなかったと保健所につれていかれるかもしれません。日本のペットショップも犬を売るだけじゃなく、子犬のためになるような制度をいれたらいいのになと思います。
    コリー犬を飼いたいという人は多いけど、おばあちゃんが子犬のためにならないと思ったら断ります。よりよい子犬が幸せになる条件にあう人は少ないのです。でも心に傷ついて犬を必要としている人がたまにいて、子犬と相性があいひきとっていきます。心の傷のある人たちが子犬によって癒されることがあたたかく描かれていると思います。
    私もセキセイインコのピッピピを飼ったときは数匹の中で一番愛嬌のいい、いってみればピッピピと一本の線で結ばれた縁のようなものを感じます。この子犬を育てることになった人達もきっとそうだと思いました。

    投稿日:2009/08/27

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  • 命の誕生と幸せ

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子15歳、男の子13歳

    読書感想文全国コンクール小学校中学年の部課題図書。
    動物好きの子どもたちにお薦めしたい、素敵なお話でした。
    夏休み、エリザベスはいつものように、おばあちゃんの農場に出かけます。
    今年は一緒に住んでいるコリー犬のエルシーが出産間近。
    エリザベスはその準備から出産の場面まで、おばあちゃんの手伝いをします。
    エリザベスの視点から書かれているので、読者も自然にエリザベスと一緒に、
    命の誕生を体感できますね。
    もちろん、子育ての様子もわかります。
    個性的な子犬たちはとてもかわいいのですが、
    次には引き取り手を捜すということが待っていたのです。
    それも、お互い幸せを与えあえる引き取り手にです。
    このあたりが何だか嬉しくなってしまいます。
    たくさんのオファーの中から、幸せに引き取られていく子犬たちの姿が
    心打たれます。
    その中で、エリザベスは、やがてまたエルシーとだけの生活となる
    おばあちゃんを気遣うようになります。
    作者もコリー犬のブリーダー(育て親のようなもの)をしているだけに、
    その体験に基づいたストーリーはリアリティがあります。
    原題は「A PUPPY IS FOR LOVING」。
    「しあわせの子犬たち」という邦訳も素敵ですが、
    この原題に込められたニュアンスも味わいたいです。

    投稿日:2009/06/22

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  • 家族を愛する気持ち

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    夏休みをおばあちゃんの農場で過ごす女の子エリザベス。
    そこでエリザベスは、犬のエルシーの出産に立ち会います。
    生命誕生の素晴らしさ、命の大切さ、家族を思いやる気持ち。
    大切なことがいっぱい詰まった作品です。

    戌(いぬ)の日という言葉があります。
    犬は多産の割りにお産が軽いことから、安産の守り神とも言われているのです。
    けれども実際犬のお産だって大変なもの。苦しみだってもちろん伴います。
    そんな出産の準備をしてあげるおばあちゃん。
    エルシーが安心して出産に臨めるようにと世話をする姿に、優しくて深い愛情を感じました。

    産まれてきた子供に対しても同様。
    本当にその子を幸せにしてあげられる人にしか、犬を手渡しません。

    おばあちゃんの優しい気持ちが、もらわれていった子犬たちのようにどんどん広がっていき、家族を愛する気持ちでいっぱいの世の中になったら素敵ですね。

    投稿日:2009/05/30

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