絵本ナビでたくさんの方が「良かった!」と書いてらしたので、図書館で借りてみました。
実は表紙にあまり魅力を感じていなかったのですが、ページを開くと目からうろこが落ちました!あららら、なんて楽しい本。
この一筆書きのような子ども達。よくぞここまで省略化して描いてくれました。
赤羽末吉さんってこんな楽しいものも書くんですね。『おへそがえる・ごん』を読んだ時に、アンデルセン賞画家なのに、かなりのクセモノだと思いましたが、この本では、さらに私の赤羽末吉像を打ち砕いてくれました。
去年次男の幼稚園で、2回も芋ほり遠足が延期になった時に出会えればよかったのになぁ、我が家の子ども達には時期を逃してしまったなぁと思いながらも読んでみると、なんのなんの、子ども達の反応が良いのです。
5年生の長女までしっかり見ているし、新しい本にはあまり興味を示さない2年生の長男も、「もう1回読んで」とリクエスト。彼は、おいもの絵が「まだ まだ まだ まだ」続くところがツボにはまったようです。
遅ればせながら、これから何度も読んでみたいですね。