3年生の子どもたちに読み聞かせをしました。
1回目:絵のインパクトに物語はそっちのけ…(涙
2回目:なんとなーくの物語がわかったようなー。。。
3回目:登場人物のやりとりのおもしろさに気付く!
4回目:絵をもう一度じっくり見てかみなりの迫力に感心…
5回目:さりげなく存在を主張する犬の姿を追う…かわいすぎ!!
6回目:もう物語は覚えた!とばかりに知った顔で楽しむ。
といったふうに読むたびにおもしろさが増す一冊です。
読み聞かせといっしょに狂言について少し紹介してみましたが
3年生には少し難しかったようです。
しかし、このお話のおもしろさは伝わったようで、
あとで手にとって読み、笑っている子もいました。
よしながこうたくさんの絵本は
給食番長シリーズを読んでいたので子どもたちも知っていましたが
毎回どんなおもしろポイントがあるかなーと
まるで挑戦状をたたきつけられたかのように見入って探しています。
この絵本で個人的に注目している(してしまう!?)のは
随所にちょこんと現れる犬!!!
ポーズも表情もとってもかわいいんです!
読むたびに新しい発見があります。
何度か読んでその感動を共有するもよし、
手に取れるところに置いておいて子どもだけで楽しませるもよし、
なんだかお腹いっぱいになれる一冊です。