1歳代に、読み聞かせ会で紹介してもらって、気に入ったシリーズ。
どれを買おうか、図書館で一通り借りてみたら、『だるまさんと』が、一番よく笑ったので、これを買おう!と決めていました。
まだ単語が言えない中、バナナやいちご、メロンは、きっとこの絵本から覚えてのではないかと思います。
他の方のレビューにもありましたが、うちもご多分に漏れず「うーーん、パッ」が大好きで、一緒に「うーーーーーん」とうなるところが何ともかわいらしく、私が反応を見たいがために繰り返しリピートしてしまう一冊なのです。
まだ、買わないうちに、ある日高熱が続いて入院することになった息子。
初めて私と離れての外泊入院に、翌朝から私見ても目をそらすほどのストレス(!?)に私がショックをうけ、次の日の面会時間、早速この絵本を買って行きました。
どんな大好きおもちゃを与えても食べ物も食べない、無反応だった息子が、「だるまさんかってきたよ」というと、じっと、膝の上で、初めて私に抱っこされてくれて、最後まで絵本を聞いてくれました。
その日から熱も下がり、『だるまさんと』は、私にとって忘れられない、息子と私を唯一つないでくれた貴重な絵本となりました。
その後、かがくいさんの訃報をきいて、またまた特別な一冊に。
『だるまさんと』いつまでもいつまでも、私たちの大切な宝物です。