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ミスター・ベンのふしぎなぼうけん(1) ミスター・ベンとあかいよろい」 みんなの声

ミスター・ベンのふしぎなぼうけん(1) ミスター・ベンとあかいよろい 作・絵:デビット・マッキー
訳:まえざわ あきえ
出版社:朔北社
税込価格:\1,650
発行日:2008年10月
ISBN:9784860850722
評価スコア 4.43
評価ランキング 12,010
みんなの声 総数 6
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  • ミスター・ベンと「いしょうや」の出合い

    先に、シリーズ3作目の「ミスター・ベンとおおきなえもの」を読んでしまいました。どうやら「いしょうや」の試着室がふしぎな世界につながっているらしい……。と予想はできましたが、こちらを読んで、はっきりと謎が解けた感じです。
    やはりシリーズものは1作目から読むと、わかりやすくていいですね。
    これで展開がわかったので、他のシリーズの未読のものも読みたいです。

    投稿日:2021/09/21

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  • 「きがえべや」が異世界への扉です。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子17歳、女の子12歳

    この話が「ミスター・ベン」シリーズ第一話でした。
    淡々とした物語の語り口調が面白いです。
    ミスター・ベンが何気なく入った路地裏の貸衣装屋。そこには気に入った服を試してみるための「きがえべや」というのがありました。

    この「きがえべや」が不思議空間に繋がっていて、ある種のファンタジックな世界への扉になっています。
    この発想と、わざと線だけで描くページとカラーで描いたページを交互に入れて描いてあるようです。
    この互い違いな感じが、なかなか面白いです。

    物語は長すぎず短すぎず、読みやすいです。
    主人公「ミスター・ベン」の、穏やかなのに機転が利いて、動きも機敏なところが魅力的です。

    もしも腕に心得があるのなら、私もこの「きがえべや」を通って、不思議な世界へ行ってみたいです。

    投稿日:2012/12/09

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  • 衣装の「おためしべや」から、不思議な冒険が始まります

    • ランタナさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子6歳

    年長の息子が表紙を気に入り、図書館で借りてきました。
    大人向けかな?と思いきや、イギリスの人気テレビアニメの絵本だったのですね。

    仮装パーティの招待状が届き、衣装を探して、赤い騎士のよろいが飾られた店に入ったベン。
    鏡張りの試着室の奥の「おためしべや」に入ると、衣装に合った時代の世界が広がっていて・・・。

    驚いたり、狼狽したりすることなく、状況を淡々と受け入れるベンがなかなか頼もしかったです。
    パーティ嫌いだから、人嫌いかと思っていたら、意外と人(竜)助けもしちゃうし。
    虚構の世界で、騎士の格好なんかしてると、言動も変わってくるのかもしれませんね。
    息子は「エルマーとりゅう」で、騎士が竜と戦うということは知っていたので、
    ストーリーにすんなり入り込み、ベンの冒険を楽しんでいました。

    カラーページとペン画が交互に繰り返される絵が独特の雰囲気。
    文章は長く、大人っぽい雰囲気だけど、飄々としたベン、アヤシイ店主など、
    登場人物が魅力的で親しみやすかったようです。
    小2の兄も後で一人読みし「他の(シリーズ)も借りて」と言っていました。

    くせになりそうな味わいの絵本、
    年長さん位から小学生位のお子さん、大人の方にもおすすめです。

    投稿日:2012/01/19

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  • 始めに、子供が0歳の時から読んでいますが、反応はまだほとんどありません。じっと聞いているだけですので。

    これはシリーズものです。先に読んだ二作目が大変面白かったので、一作目の本書を読みました。二作目の構想は一作目を書いている段階あったようで、伏線が描かれていて驚きました。

    主人公が立ち寄った服屋の試着室が不思議な世界につながっており、人の心の機微を察してその世界の住人を助ける話です。キャラクターのよさでひっぱる絵本も数多くありますが、このシリーズはその設定が大変面白く、素晴らしいです。

    このあかいよろいのお話は、二作目に比べると背景となる話がかなり説明的であり、全体の構成の中でちょっと比重が高すぎるのではないかと感じました。でも、そんなことどうだっていいと思わせる魅力を持っている本です。

    訳者のまえざわ あきえさんの翻訳がまた重要だと思います。適度な漢字配置、各キャラクターを表す言葉遣い、テンポのよさ、どれも勉強になります。字数が多いためか、平仮名と平仮名の間にスペースがなく、ぱっと見て何と書いてあるのかがわからなくなることがありますが、それは読み手の裁量に任せるということなのでしょう。

    世界は広く、想像力を育む絵本に事欠きません。シリーズ全巻そろえたいところですが、2008年に日本に入ってきたばかりであまり出ていないようです。

    投稿日:2010/08/30

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  • ミスターベン

    • なびころさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳4ヶ月

    ミスターベンの絵本だったので選びました。主人公の穏やかな性格がとても愛らしかったです。風変りなお店の店長もとてもユニークで素敵だなと思いました。物を売る事は人に幸せを売る事だと教えてくれる絵本でした。モノトーンの場面とカラーの場面をとても上手に分けている所が良かったです。他のシリーズも読みたくなりました。

    投稿日:2009/08/27

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  • 赤いよろいを着ると

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子15歳、男の子13歳

    イギリスで有名なキャラクター、ミスター・ベンの
    おはなしだそうです。
    ミスター・ベンは、仮装パーティーの招待を受けたので、
    衣装を探しに出かけます。
    あちこち探して、やっと見つけた衣装屋で赤いよろいを
    試着すると・・・。
    さすがイギリス、赤の騎士になったミスターベンの
    冒険物語が始まります。
    もちろん、りゅう、王様、お城も登場。
    カラーのページと白黒のページが交互に出てきて、
    互いの絵の良さを引き立てあっているように感じました。
    また、独特の遠近法というか、不思議な空間と配色が
    斬新に感じました。
    少し長いお話なので、じっくりと読める時に。
    どうやら続編もありそうで、楽しみです。

    投稿日:2009/02/17

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