昔話によくある、優しいじいさまと意地悪じいさまが
出てくるお話です。
ねずみがもちをついているところの、にぎやかな歌が
とても楽しく、息子は体を揺らしながらニコニコ
聞いていました。
意地悪じいさまのふてぶてしい顔つきに、いかにも
悪い感じが伝わったのか、息子が『おじいさん悪いね〜。』と
言っていました。優しいじいさまのときと意地悪
じいさまの時によって、ねずみの表情の違いも
一目瞭然で、笑えます。
最後のオチには、変わり果てた意地悪じいさまに
ブーッと噴き出してしまいました。
この絵本は、てのひらむかしばなしということで、子どもが
持つのにちょうど良いサイズで、和紙による千代紙で
縁どりもされている素敵な絵本です。
見開きに描かれているネズミも味があって良いです。
3歳以上のお子さんにおススメします。