すごい作品!
本屋さんに全6巻のリトル版が並んでいたのを見たのが最初。表紙は怖そうなおおかみだし、他の巻もどこか怖ーい雰囲気を漂わせていて、うちの子供たちには不向きと勝手に思い込んでしまいました。それから少しして、保育園の読み聞かせでこの本が取り上げられたと知り、娘に聞くと「おもしろいよ」。というわけで家でも読むことにしました。
おおかみとやぎが真っ暗な嵐の夜に出会い、お互いの正体もわからないまま友情が芽生えていくというお話。本人たちは「似た者同士」なんて言ってるけど、傍から見てる私たちには微妙に食い違っていることが明らか。それが面白くて、いっきに読んでしまいました。小さい子でもこのへんのやり取りはわかるのかしら?どちらかというと、大きい子や大人向けの絵本なのかなという気がしました。ちなみにパパはめちゃくちゃハマったようで、喜んで読んでいました。とても面白いけれど、最後には心がじんわりとくるお話です。早速2巻を読まなければ・・・