子どもって、ある時期標識とかマークに興味を持ちますよね。
その子どもの気持ちをうまくすくいあげてくれる絵本です。
うさぎさんが散歩に出かける道々で、いろんな【しるし】に出会います。
このしるしは、道路標識のような形で道端に立っていて、絵はシンプルなシルエット。
このしるしがユニークなものばかり!
歩きながら次々にトラップにはまっていくうさぎさん同様、読み手もなんのしるしなのかは、ページをめくって初めてわかります。
おっちょこちょいな?うさぎさんも、ラストでは・・・!
表紙、裏表紙にも答えが載ってない【しるし】が書いてあるので、読み終わった後も「これはなんだろう?」と楽しめます。
五味太郎さんのほんわかした挿絵も素敵です。