「ゆめのごちそう」 みんなの声

一番最初にカエルになったお兄ちゃんは　弟たちのおたまじゃくしの為に　エサ取りがすごい！
舌を　しゅわっちょ　はっ！　この素早さは　驚きでしかありません（ハエもびっくりポン）

なんという弟たち思いの　まじめさ　

夢の生にでてきた　ギンバエ
それからアツアツのから揚げ　餃子　トッポキ　ソーセージ　ドーナツ　ハチミツもち　ヤクルト　
こんなにたくさんのごちそうを食べる夢ではないの？
ゆめのごちそう

でも朝には　また元気なお兄ちゃんカエル　素晴らしい！

このパワーはどこから生まれるんでしょう・・・
でも　ヘロヘロのお兄ちゃんの姿も・・・

感動しました　カエルのお兄ちゃん　ありがとう！
感謝しかありません！

ペク・ヒナさんが紡ぐ、かっこいい兄ちゃんカエルのエピソード。
長谷川義史さんの訳は、程よく関西弁が効いています。
大人のカエルが仕事に出かけている間、
オタマジャクシの面倒を見てあげる、ちょっとだけお兄ちゃんのカエル。
この絶妙な立ち位置が滋味深いです。
「おなかすいた」の声に、もちろん、張り切って。
おお、すごいすごい。
でもやっぱり、体力を使い果たすわけで。
幸せな味が「なんともいえん」とは、うん、名訳です。
幼稚園児くらいから、お兄ちゃんお姉ちゃんの共感どころでしょうね。

ペク・ヒナさんの作品が大好きなので、こちらも読みたいと思いました。
こちらはペク・ヒナさんの定番である人形絵本ではなく、アニメのセル画の手法を使って描いているとのこと。
おたまじゃくしのお世話をするにいちゃんがえるのユーモラスな動きと表情に、ほっこりしました。
大人も楽しめる絵本です。

ひとあし先にかえるになったお兄ちゃんがえるが、まだおたまじゃくしの弟たちのためにエサ取りを頑張ります。
かえるの生態に合っていないように思うのですが、ハエを取りまくる姿にお兄ちゃんの優しさと大変さを実感しました。
おたまじゃくしは数え切れないほどにいるのですから疲れるでしょう。
夢の中に現れた巨大なギンバエは、多くの殺生をしたからでしょうか。
そのグロテスクさからごちそうを想像できないのですが、子どもたちの反応が楽しみな絵本です。

一番はじめに生まれたにいちゃんカエルは、下の子たち（おたまじゃくし）の面倒をみます。おなかがすいたら、餌をとって与えます。この下の子たちもかわいいし、兄ちゃんもかっこいいのです。にいちゃんスゴイ！がんばれ！

ペク・ヒナさんの新刊としり、楽しみに読んでみました。沢山のきょうだいの面倒をみるおにいちゃんガエル。その奮闘ぶりがすごい！　「しゅわっちょ」って言葉もおもしろく、長谷川さんの手書きの文字もいいなあと。そして、ヤクルト！（笑）なんとも独創的で、おもしろい絵本でした。