「あめふり」 みんなの声

「ばばばあちゃんのおはなし」のシリーズは他にもありますが、どの本も読む人に勇気を与えてくれる、そんな本ですよね。心が温かくなるばばばあちゃんの絵本が私は大好きです。この「あめふり」という本は、毎日降り続く雨を見ながら、いやだなあっと思いながら、じっと耐え忍ぶという話ではありません。
雨降りを吹き飛ばすために、ばばばあちゃんが考えてある行動を起こします。それが何ともユニークで、そのお陰で雨がやんで、しばらくは晴れの日が続くというお話です。
どんなアイデアかは、読んでからのお楽しみです。
雨降りの日に読んであげるのもいいし、何か壁にぶつかって落ち込んでいる時にも、この絵本を読んで、前向きに進む強さを親子で身につけていくのもいいのではないでしょうか？

ばばばあちゃんシリーズの一冊。雨を降らすかみなりさんに対抗して、ばばばあちゃんは行動を起こします。こうと思ったら即行動に移す、何とも威勢のいいばあちゃんです。そこがばばばあちゃんの魅力ですよね。ばばばあちゃんの活躍が見物です。同じ作者のあのキャラクターも特別出演してますよ。

ばばばあちゃんのお話は大好きなのでこの本も読みました。ばばばあちゃんは今回大胆な行動に出ます。この点で意見が分かれると思いますが我が家の娘は暖炉にガラクタを燃やすという行為はなんとも思っていなかったようです。たて開きのページにびっくりしていて、たくさんの鬼が落ちてくる様子をじーっと見てました。でも最後にばばばあちゃんたちは鬼さん達ががんばっている横で飲み物を飲んで本を読んでいたのは残念でした。

はい、これも燃やします。
あれも燃やします。
そして、たっぷりとコショウと唐辛子を…
いったん火がつくと止まらない、ばばばあちゃん。
今度は、いつまでも去らない雨雲にしびれを切らして、煙作戦を決行します。
ああ、ばばばあちゃんだけは、怒らせたくないものですね。
本当に怖い。雷様たちも、こりごりしたのでは。

でも、ばばばあちゃん、日照りが続くと、また同じようなことをやって、
雷様を無理やり引き寄せそうですね。

ぜひ、せんたくかあちゃんとあわせて読んで差し上げてください。
楽しみが幾倍にも増します。

かみなりさまのページが、子ども達に大うけ！
次のページにいこうとすると、「まだ〜」だって。
よく見ると、おしゃれな女の子のかみなりさまもいて、けっこうおもしろい。
雨の日にこれを読んで、わはは！っと笑って楽しくすごせます。

あまりの雨続き、とうとう怒ったばばばあちゃんはある行動にでます。
ストーブでまきを燃やし、そして、こしょうととうがらしを放り込む。からいからい煙が空へ・・・。
かみなり達は大慌て、雲もくしゃみをしてちぎれてしまいます。そしてみんな泥水の中へ・・・。
奇抜な展開に子供達はびっくり！
かみなり達が落ちるところが特におもしろかったらしく、いろんなかみなりを探してあそびました。
かみなり達が洗濯物（雲）を干している数がすごくって・・・
何枚（何雲）あるか数えていましたが・・・あまりの数でギブアップしました。
ずら〜〜とならんで干してある雲は迫力あります。

ばばばあちゃんの豪快さが、とってもでている絵本です。

もうこいぬやこねこが「大変だあ！！」といっても、「そうかい、そうかい。」といってひたすら火をおこすばばばあちゃん。

「目に目を歯には歯を」の精神のばばばあちゃん。
かみなりだってこわくない。
そんなばばばあちゃんがとっても素敵。我が家で人気者です。

４ページにわたってかみなりが落ちてくるページでは、単純に笑えました。
ここから何かためになる教訓を引き出そうとかは考えないほうがいいなあと思います。現実を果てしなく飛び越えた奇想天外さに仰天です。かみなり坊やたちの表情を1人1人見るだけでも、十分に面白かったです。純粋なエンターテインメントとしての絵本で、その意味では秀逸だと思いました。娘も単純に楽しみました。

楽しいですよね、”ばばばあちゃん”シリーズ。大好きです。
読んでる途中で、「せんたくかあちゃん」を思い出していたら、最後にはちゃーんと出てきてくれましたね。
すまーした顔して、雷様たちの洗濯手伝ってるじゃないですか・・・。しかも隣にはアノ雷の子もいたりして。

ここには遠回しなメッセージ性や奥深さなんてないけれど、年齢を問わず誰が読んでも単純に面白い！と思える本だと思います。
娘も大好きで、図書館で借りて１回読んだだけですが、とても印象深かったようで、その後も雨が降り続いたり雷が鳴ったりすると、
「ばばばあちゃん、また雷様やっつけてくれないかなー」
とか言ってます。
このシリーズ、全部読んでみたいなぁ・・・。

実は私が幼稚園のとき、あめふりで園庭で遊べない日に出会った本です。1度しか読んだことはないのですが、子供心にばばばあちゃんのおかげで「雷より強い人がいるんだ」と知って雷が怖くなくなりました。あれから21年・・・息子が生まれたので、いつかあの本を読んでやりたいけどあの本のタイトルなんだったかなぁ？（絵本＆あめふり）で検索してみよう！と思ってトライしたら1発的中！しかも今でもみんなに愛されていると知り、ほかのお母さん方にも「子供の心にずっと残るいいお話ですよ、だって私がそうでしたから」って伝えたくなり、感想を書きました。