イエラ・マリさんは、ご主人とともに、イタリア出身のプロダクロト・デザイナーととして有名な作家です。
この作品は、1967年の作品。
まさに、子供だけではなく大人も楽しめる、ビジュアル・デザインブックと呼ぶに相応しい絵本です。
最後のページの傘をさしているシーンを上から描写したところなんて、ハットする美しさです。
文字は全くなく、赤と黒で描かれた絵が次々に変化していきます。
教育テレビで放映されるような次々に変化する画像が、そのまま絵本の世界にやってきたような印象を覚えました。
この手の絵本が好きな年って、かなりレンジが限られてしまうと思いますので、対象年齢は難しいところですが、無茶苦茶好きなお子様もいると思います。