ISBNコードもない古い作品です。
日本での初版は昭和51年とあるので、約30年ほど前の本です。
小さなネズミが海にあこがれ冒険に出る前半と、お互いがだいぶ大人になってからの再会する後半に、物語は大きく分かれていると思います。
うちの子が横から覗いて「クジラに対して、このネズミは大きすぎるね〜」と、しれっとコメントを入れてくれました。
物語的にはとても素敵な友情が描かれていますが、子どもたちに読み聞かせるとなると、少々分が長すぎる気もします。
図書館で探してきたのですが、劣化も激しく、もともとあまり濃い色使いではなかったので、色褪せているため、遠目は効きづらいと思います。
読むのなら、一人読みか少人数の単位で読むことを進めします。
どちらかというと、冒険好きの男の子に薦めてみたいです。