シリーズを重ねると面白くなくなることが多いものですが、今回も笑い声があがるほど面白かった〜ぁ。
このご馳走作ってパーティは、小説の『やまんば山のモッコたち』にもあった気がします。
どこで笑い声があがったかというと、雲とまゆの追いかけっこ。
自然の摂理で姿を変える雲に、本気で逃げるまゆがかわいらしくて楽しくて。親子で声が上がりました。
挙句に出来たケーキの大きいこと。みんなのために頑張った発酵はバッチリ!
頑張ったまゆにそっと布団をかけてやる裏表紙も相変わらず余韻があります。
まゆって、絵本の中の女の子で、やまんばの娘だったりするのですが、やること考えることが身近な子供と同じで魅力的ですね。
シリーズ中でもかなり上位に食い込みましたよ。好きです、このお話。