「とまとさんにきをつけて」 みんなの声

主人公のとまとさんが、ちょっとワガママでかわいらしい投げかけをしてくる内容。
主人公のとまとさんだけの登場なので分かりやすい内容で、絵もはっきりとしていて絵本の大きさの割に見やすくなっています。もうすぐ２歳になる男の子でも面白がって聞いています。特に「ちゅ」の場面では絵本にキスをしたりしています。読み聞かせ等でも２〜３歳の子も集中して喜んで聞いていました。
読み手の私も読みやすく好きな一冊です。

五味太郎さんの本は、毎回えっ！という新しい発見や驚き、先が見えない（読めない）おもしろさがあって、親子で大好きです。そして、タイトルも思わず読んでみたい！と興味をそそるものが多く、この絵本も例に漏れず、息子は「なんできをつけないといけないの？」と目を輝かせて食いついてきました。

この絵本は、まさに目の前にとまとさんがいて、会話しているように進んでいきます。息子も、何の躊躇もなく自然に返事をしていました。

にこにこ顔でやってきていろいろおしゃべりしていくとまとさん、急に眠たくなって、最後は真顔で、「ひとりであそんでね　ばーい」と言って帰っていってしまうなんて・・。まさにタイトル通りで、やられたーといった感じです。

とてもマイペースなとまとさん。絵本の中から、「あなたもやってみて。」「あなたもうたって。」なーんて話しかけてきます。眠くなったかと思えば、「ちゅっ」だって。「あとは一人で遊んでね。」そうか・・・。今まで、とまとさんに遊んでもらっていたのか（笑）。マイペースで周りを振り回すから、「気をつけて」なんだな、納得。
などと思いながら、ふと。あれ？私もたまに子どもと遊ぶとき「とまとさん」みたいなことしてる？・・・気をつけなきゃ。
「気をつけて」のシリーズは何冊か出ているみたいなので、他のも読んでみたいなあ。独特の五味カラーの絵ではないのでちょっと新鮮な感じもしました。

おしゃまでかわいい、とまと姫。
脈絡のない突然の「ちゅっ」にドキドキ。
文字が少なく、絵が大きくてはっきりしているから、小さな子にもオススメです。
場面ごとの楽しさがあって、ひきつけられますよ。
かわいい困ったちゃんのとまとさん、大好き！
女の子って、こんな感じですよね〜。
女の子向けかな？と思う反面、
「女の子ってこういう生き物なんだぞ」って男の子に教えてあげたい絵本でもあります。

います！います！！
息子のクラスにもこんな女の子

言いたい放題言って、泣いて、笑って、怒って
挙句はねむくなったからさようなら

なんともかわいらしいとまとちゃんに息子は夢中です
最近、とまとちゃんの真似して面白い顔が出来るようになりました

『へんなかおぉ〜』ってポツリ、とまとちゃんにいわれそうだね

突然やってきて
読めない行動をくりひろげるとまとさん。

急に変なかおをする場面が娘の一番のお気に入り、
ラストの突然の「ちゅっ」が私のお気に入りと、
人それぞれに楽しめます。

シリーズものなので、
揃える楽しみもあります。

上の子が小さいときに購入した絵本で、下の子も
二人ともがはまった絵本の１つです。
シリーズがいくつかあるようでしたが、私は個人的に
このとまとさんが一番気に入りました。
全く自分のペースで進んでいく、一見わがままな
とまとさんですが、そんな彼女のペースにいつのまにか
引き込まれていき、「チュ！」の時には子供も
ページをめくる前に一緒にチューしてます♪
これが五味太郎さんの絵本の魅力なのかもしれないなと
感じました。
うちの子が３歳くらいの頃に購入したと思います。
特に女の子にはオススメな１冊かなと感じます。

親の方が夢中になってしまう絵本です。
子供の絵本を選ぶ時、無意識のうちに主人公のような優しい気持ちになってもらいたいとか娘と重ねてみる事が多いです。
正直、この本を見て真似したら困るなぁと思いました。
突然やってきて、次々に注文して、自分のペースで帰っていてしまう。
なんて我儘なとまとさんなんでしょう。
だから気をつけてなのね。
娘は言われたとおりに、歌を歌って、ちゅして、帰るときにはちゃんと手を振ります。
我儘に振り回されるのも面白いものです。
こんな体験ができるのは「気をつけてシリーズ」以外にありませんから。

先にてれびくんを読んでいたので（てれびくんは、あんまり好きじゃなかった）、これはどう？シリーズだよね？とかまえながら読みましたが、全然そんな心配はいらなくて、かわいく読めました。

わがままっぷりが、小さい女の子にありがちでかわいいじゃない？とおもったし、２歳の娘が「ちゅ」の場面で、とまとさんにちゅ〜をする姿がかわいくて。

見た目もかわいいし、女の子向けですね。

「てれびくん・・」「かえるくん・・」に引き続きとまとさんも読んでみました。
まわりの人々をいいようにふりまわすかわいい女の子を彷彿しました。あなたの周りにもこんな女性はいませんか？と聞いてみたくなります。
この手のタイプは男性は好きかもしれないけど、女性からは嫌われる「小悪魔タイプ」なのかもしれません。
と私はひとり深読みしましたが、子供はとまとさんかわいいと評判よしです。
本の内容的には「てれびくん・・」が我が家では一番盛り上がりました。

前回「かえるくん」で非常に不愉快になった娘も穏やかにほほえましくとまとさんを楽しむことができ、ほっとしています。