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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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ぼくにげちゃうよ」 みんなの声

ぼくにげちゃうよ 作:マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵:クレメント・ハード
訳:岩田 みみ
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1976年
ISBN:9784593500260
評価スコア 4.65
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みんなの声 総数 97
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  • 「おやすみなさい おつきさま」と同じ作者・マーガレット・ワイズ・ブラウンの絵本だとは知らずに、図書館から借りてきました。この絵本は娘が初めて参加した、図書館のお話会で読まれた絵本で、長い物語にも関わらず、繰り返しの文章が多用されているためか、娘が何度も読んでほしいとせがんだ絵本です。
    この絵本を読んでいて、気付いたこと。こうさぎが「にんげんのこどもになって、おうちのなかににげちゃうよ」というページで、かあさんうさぎがこうさぎを抱っこしている挿絵の部分。どこかで見たことのある絵が飾ってあるではありませんか。そう、「おやすみなさい おつきさま」での「めうしがおつきさまをとびこすえ」なんですね。そこで初めてマーガレット・ワイズ・ブラウンさんの絵本だと気付いたのです。

    この絵本の魅力は、なんと言ってもリズム感のいい文章と美しい挿絵です。
    読み聞かせをする時は、必ず、こうさぎとかあさんうさぎのセリフを声色を変えて読んでいます。娘が、この長い文章を飽きずに聞いているのは、文章のテンポのよさかもしれません。
    それに文章のページに描かれているモノクロの挿絵の次に、まるで水彩画のような美しい挿絵があります。ちゃんとクロッカスになったこうさぎが、花壇の中に隠れていたり、長い耳がヨットの帆になったこうさぎや翼がはえ小鳥になったこうさぎを見るのは、娘にとっては、この絵本の最大の魅力みたい。

    この絵本の根底にあるのは、かあさんうさぎの愛情です。それもこうさぎが逃げ回るのを遠くから見守っている愛です。これは、1児の母として考えさせられます。私は、かあさんうさぎのように、どっしりと待って、娘を見守っていられるだろうか。最後にこうさぎとかあさんうさぎが、一緒に木の下の家で、にんじんを食べているシーンを身ながらそう思うのでした。

    投稿日:2003/06/11

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  • 八年ぶりに読みました!

    • かざぐるまさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子10歳、男の子8歳

     最初にこの本を読んだのは、八年も前のこと・・・。子どもを膝に乗せ、優しく語りかけながら読んであげた事を思い出します。 
     今では、その子も五年生。大人への階段を上り始める難しい時期にさしかかりました。 そんな子どもの成長を喜びつつ、でも、どこかさみしいなぁ・・ と感じていた時に、再度この本に出会いました。 
     子兎のように、母親に追いかけられ、空きあらばにげだそうと機会をねらっていた小さな頃を思い出し、ちょっぴり涙しました。
    いつまでも、子どもの後を追いかける訳にはいかないけれど、いくつになっても、お母さん兎と気持ちは同じ・・・。

     同じくらいのお子さんをお持ちのお母様方、「いいこって どんなこ?」( ジーン・モデシット 文   ロビン・スポワート 絵 )と併せて読んでみてはいかがでしょうか?

    投稿日:2003/05/22

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  • 娘は「おやすみなさい おつきさま」が大好きです。
    同じ作者「マーガレット・ワイズ・ブラウン」でどうだろう?と書店で手にしてみました。読んでみるとウサギ母子のやりとりが微笑ましいと思い、結局購入しました。
    手にしてじっくり読むと、カラ−と白黒のペ−ジが交互に構成されていて、色使いが上手いと思いました。
    どちらかというと娘は「おやすみなさい おつきさま」の方がお気に入りです。

    投稿日:2003/05/11

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  • 母親になってわかる・・・。

    • こりんさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子4ヶ月

    昔から大好きな絵本でした。初めての子供を妊娠して、絵本の図書館で再会して久しぶりにページをめくりました。以前はきれいな絵に目が止まって「何となく好き」な一冊でしたが、自分が母親になるというその時期に改めて読むと新鮮な読後感に驚きを覚えました。
    私にとっては、小さい頃に読んでいたものを母親の気持ちで読むとまた違った感動があるということに気づいた特別な絵本になりました。
    絵もとても素敵です。そして何より「ぼくにげちゃうよ」「かあさんはつかまえてだきしめますよ」繰り返しの会話がとても幸せ。私もこういう風に子供を大事に見守りたいなと思います。

    投稿日:2003/04/29

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  • おおらかに見守るお母さんになりたい・・・

    • かあぴいさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子11歳、女の子9歳

    「ぼく、にげちゃうよ」と言う子うさぎにお母さんは「逃げたら追いかけるわ。可愛い私の坊やだもの」と言います。魚になったり、山に登ったり、小鳥になったり・・・。坊やの空想は広がります。でも、何になって逃げてもお母さんはちゃんと坊やの元にやって来るといいます。
    ひとりでいろんなことがしたくなるのは、子どもには何よりの成長ですが、いつも側にいて暖かく見守ってくれるお母さんの存在は、子どもにもわかっているんでしょうね。

    投稿日:2003/03/02

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  • ほんわかと優しい気持ちになります

    • まほさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子4歳、女の子4歳

    こうさぎがお母さんの手から僕逃げちゃうよといっていろんな物に変わって逃げるのですが、お母さんはそれよりも一枚上手で、すてきな方法で子ウサギを捕まえに行きます。そして最後にはやっぱりお母さんのそばにいることにする子ウサギですが、子どもの単純な思いつきを優しい思いやりで応えていくその家庭がとてもすてきです。子ども達は、挿絵の追いかけっこを楽しんでいました。

    投稿日:2003/02/18

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  • 母親の存在は偉大

    • ムースさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 男の子8歳、女の子3歳

     「The Runaway Bunny」。こちらでは「Good Night Moon」とセットで古典となっているので、一度日本語で読んでみたいと思っていました。
     愛されているから、こんな風に逃げちゃうよ、なんて言ってしまううさぎの坊や。お母さんは巧みに追いかけます。想像の世界でのお話ですが、そのイラストが変わっていて印象に残ります。これからも長い世代にわたって読み継がれていく作品でしょう。英語版は親しい知人からいただいた贈り物なので、わたしにとっては思い出の一冊です。でも娘は「おやすみなさいおつきさま」の方が好きなようです。

    投稿日:2003/01/28

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