「へへへのへいき」 みんなの声

初めてのお使いに行くりゅうちゃん
いきなり横断歩道にワニがいるなんて
次々とおつかいのじゃまがはいってきます
そのたびにおまじないの「へへへのへいき」
と言うので、読み聞かせしていると途中から
子供達も声をあわせて「へへへのへいき」と声が出ます
次は何がじゃまするんだろう・・・
ページはゆっくりとめくります
ころんでも泣かないところは子供に共感を得るようでした

ママにおつかいを頼まれたりゅうちゃん。
独りで歩く道は、なんだかいつもと違ってドキドキがいっぱい。
だけど、「へへへのへいき」とおまおじないを唱えればへっちゃら！？

おばあちゃんちにたどり着くまでに、強くなっていくりゅうちゃんが経験する事って、子どもが初めておつかいをする時の感覚に似ているのではないでしょうか。

初めてのおばあちゃんちまで一人でおつかい。
途中にワニが出てきたりサルが出てきたり
誘惑がいっぱい。
子供たちは素直に受け取ったみたいだけど
ワニは車？サルは公園で遊ぶお友達？などと
考えてしまいました。
でもおまじないを言いながら歩いていく男の子が
なんともかわいらしく思えました。
うちもサプライズつきのおつかいさせてみようかな〜

りょうちゃんは、おばあちゃん家に届け物を頼まれます。
初めてのおつかい。でも大丈夫。
「ぼく　もうひとつ　おおきくなるんだもん。」
ママと何度も通る道も、いつもと違うみたい。

「へへへのへいき」のおまじないを唱え、頑張るりょうちゃん、偉いなぁ。
おばあちゃん家では、びっくりするうれしいことが待っています。

もうすぐ息子のお誕生日なので借りてきました。
おつかいはまだできない歳ですが、だんだんと色んなことができるようになっていく息子。
もう少し大きくなったら、こんな演出もいいなぁと思いました。

初めて一人でおつかいの道は、いつもと同じ道でも違って見える気持ち、とてもわかるなぁ〜。普段は見過ごしているものにも目が行ってしまったり、いつもより大きく見えて恐くなったり。そんな道にこんなにいろんな動物がいたら楽しいだろうな、と感じました。ちょっぴり恐くても、元気のでるおまじないがあるから大丈夫！このおまじないで頑張って、少しずつりゅうちゃんがかっこよくなっているように思えました。話の最後がまた素敵でした。

りゅうちゃんは、ママに頼まれます。
「これ、おばあちゃんちにとどけてちょうだい。」
黄色い大きな箱。りゅうちゃんは大事そうに持って出かけます。
途中、わにがでてきたり、アメリカざりがにがでてきたり、お使いは大変！
でも、その度に、「へへへのへいき」とつぶやくと勇気がわいてきます。
そして、無事おばあちゃんちに着いてみると・・・

りゅうちゃんにとってびっくりすることが起こります。
実は、りゅうちゅんが持っていた箱には、ケーキがはいっていたのです。
それがわかってから、娘は急に心配になったのか、りゅうちゃんがこけた時に、ケーキがつぶれなかったか確認してました。
またひとつ成長したりゅうちゃんを、みんなで迎えてお祝いするなんていいですね。
誕生日のケーキにろうそくがたっていないけど、読みながら子供の誕生日を一緒に祝えたらいいなって思いました。
是非、子供さんの誕生日にあわせて読んであげればいいのではないでしょうか。

はじめてのおつかい。って言っても買い物じゃなくて、おばあちゃんの家へのお届けもの。途中でドキドキすることや、困っちゃうことがあるんだけど、「へへへのへいき」で乗り切ります。優しいくまさんも出てくるし。初めて一人で歩くときって、車が怖かったり、工事してるとあたふたしたり、いろいろあるけど、それを動物で示しています。ところで、やっとのことでおばあちゃんの家に着くと、なぜか、お母さんがいます。お届けものは誕生日のケーキだったんです。ひくっり返さなくてよかったね。

「ぼく」はママにたのまれて、初めて一人で、おばあちゃんちへおつかいに行く。
途中、ワニやら、ゴリラやら、うるさいサルやら出てきて道をとおせんぼされるけど、「へへへのへいき」これがぼくのおまじない。
「ぼく」は転んだって、泣かない。やっと、おばちゃんちへ着くと、そこにはみんな（パパママ、妹のえみとおばあちゃん）がいる。
「ぼく」が届けたものは「ぼく」のお誕生ケーキだったらしい。
動物たちの出現は、ドキドキの初めてのおつかいで起きる小さな事件の具象化かしら？いい話だったけど、動物じゃないもので表現してくれたら、もっと面白く読めた気がします。