幼児健診での課題でもある、積み木ですので、幼児親子には共感してもらえると思います。
作者は、視覚伝達デザイン学科卒、という経歴だとか。
なるほど、色彩や立体感が実に計算尽くされている、という印象です。
積み木工場から、元気よく出てきたつみきくんの道中記。
なるほど、積み木なら、いろいろ変身できるので、どんな道中も、困難もへっちゃらなのですね。
そのスピーディーな変身ぶりが軽快です。
そして、気になる、つみきくんの行き先、なるほど!です。
道中助けてあげたねこちゃんも、ギブアンドテイク!と素敵な展開です。
みんなの笑顔が嬉しいです。
積み木箱に全ての22パーツをしまうこと、これってなかなか難しいです。
さらに、つみきくんのパーツ、台車で運ぶパーツ、すべてきちんと描かれています。
もちろん、階段は、22パーツ総力を挙げての傑作です。
そのあたりも魅力ですね。