「つみきくん」 みんなの声

残念ながら、自分が子どもの頃、どんな気もちで積み木で遊んでいたか忘れてしまいました。しかし、子どもたちが積み木を使って、いろいろなものを作っている様子を見ていると、頭のなかの想像をふくらませて、形にしているようです。

そんな子どもたちには、この絵本はぴったりだと思います。つみきくんは、つみきの部品を引いてでかけます。いろいろなことが起こるのですが、つみきくんは自分自身の身体も使いながら、ピンチを切り抜けていくのです。

この本を読んだ子は、きっと、つみきくんと同じように部品を引いて出かけたい、つみくんと同じように変身してみたいと思うでしょう。そして自分のつみきを使って自分の世界を作り上げていくと思います。

このカラフルな絵本は、その鮮やかさからも子どもたちを惹きつけるでしょう。一見、CGのような絵なのですが、良く見ると、どうやら手で描かれているようで、そのおかげもあって、絵からは柔らかさ、優しさが伝わってきます。

積み木工場から出てきたつみきくん。
つみきを組み合わせて船になって海を渡ったり、木から下りられなくなった猫を階段になって助けてあげたり・・・。

積み木の楽しさが詰まった絵本です。
そういえば、うちの娘はブロックばかりで、つみきってあんまりやらせたことがなかったなぁ。この絵本を読んでちょっと後悔しました・・・。
娘は、階段になって、猫を助ける場面が一番気に入っていました。
どこに行くのかと思いきや、つみきくんは実は男の子の誕生日プレゼントだったんですね。
自分で歩いて行っちゃうところが面白い！
色もカラフルで、形の変化も楽しめるので、是非小さいお子さんから読んでもらいたい絵本です。

つみきで遊ぶのが大好きな２歳の娘に読みました。
かわいいキャラクターに、すぐハマってしまったようです。
飽きずに毎日「つみきくん、読んで！」とせがんできます。

「カタンコトン　カタンコトン」と、一生懸命歩いて進むつみきくんの歩き方がかわいいのです。娘もいっしょになって、「カタンコトン　カタンコトン」と言いながらマネをして盛り上がっています。
読み聞かせに、おすすめです。

今日は特別な日。
積み木工場から元気よく出たつみきくんはどこへ行くのかな？

特別な日って？つみきくんの行き先は？ちょっとワクワク＾＾
積み木ならではの変身技で船になったり、階段になったり。
次はどんな事が起き、どんな物に変身するんだろう？？と読み進めてると・・・
子供たちは「あ！これー！！！」と落し物に気付き心配なお顔。
あららら・・・・。どうなっちゃうんでしょう＾＾；

小さい子向けのかわいらしいお話ですが、積み木の特長を生かした冒険が目新しくて楽しめました。
子供たちも大きくなりほとんどでなくなった積み木。
久々に登場させてあげようかな＾＾

積み木工場を出発してお誕生日のお友達の所に向かうストーリー。発想が面白いです。しかも積み木だけにいろんなものに変身出来る訳で。途中海があったら船になったり、ネコが木から降りられなかったら階段になったり。最後は１ピース足りないんですが、あるお陰で…というお話。
楽しいんですが、正直ちょっと食い足りない感が残りました。変身するものが少なすぎるのかなあ。せっかくのアイデアなので、続編があるといいと思いました。今度は違う旅で、もっと長い長い旅で。いろんなモノに変身していろんな障害を乗り越えていく。お願いします！