あさのあつこさんの大ファンです♪
大人向け、子ども向け問わず、手当たり次第、読み漁ってます。
これは、青い鳥文庫の、テレパシー少女「蘭」事件ノートシリーズ3作目です。
「小学上級から」となっていて、漢字にはルビがふってあり、本好きの子なら、高学年でも読めると思います。
ただし、内容からすると、けっこう残酷シーンもあったり、中学生くらいからの方が理解できるかな?!
(NHK教育テレビでアニメも放映されてましたよね?!)
超能力を持った主人公「蘭」と「翠」が、BF「留衣」や兄「凛」とともに、不思議な事件に巻き込まれ、解決していくこのシリーズ。
今回は、絶滅した、あるいはしそうな野生動物たち(ウンピョウやトラなど)が、突然街に現われ人を襲います。
同時に、クラスメイトや先生たちの様子がなんか変?!
謎のおばあさんの正体は???
やっぱりおもしろいです。
あっという間に、ミステリーの世界に惹き込まれてしまいます。
テレビ感覚で読み易いストーリーでありながら、友情や恋愛、環境破壊や人生の意味まで、深〜く考えさせらる物語です!
携帯小説ばかり読んでる、長女たち中学生世代に、ぜひ読んでほしいです。