こすずめのぼうけん」 みんなの声

こすずめのぼうけん 作:ルース・エインズワース
絵:堀内 誠一
訳:石井 桃子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1977年4月1日
ISBN:9784834005264
評価スコア 4.59
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みんなの声 総数 98
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  • いつかは冒険

    こすずめが飛ぶ練習を始め、とうとう飛べるようになります。
    遠くまで行ってはだめよと言うお母さんの言葉も忘れ
    飛ぶことが嬉しいこすずめは遠くまで
    飛んでいってしまいます。

    初めて読んだときは子供達と一緒にどうなるんだろうと
    思いながら読みました。
    子供達はこすずめは大丈夫かなとドキドキ。
    何回か読んでいるうちになんだか自分の子供達も
    こうやって私の元から飛び立っていくんだろうか・・・
    と少し切なくなりました。
    遠くに飛び立って行っても
    安心できるのはお母さん、おうち。
    子供達を大きな気持ちで見守って育てたいと
    思う絵本です。

    投稿日:2008/05/01

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  • いろんな愛情の形

    この本で、いろんな愛情の形を見ることが出来ました。
    なんだか古き良き日本の親子だったり、ご近所のおじさん、おばさんの愛を思い浮かべました。そして自分に欠けている部分を見習いたいなぁと思わせてくれました。

    カラスやヤマバト等の大人(鳥)達がこすずめにおもねないところがいい!と私は感じました。普通なら疲れている幼いこすずめに対し、「いいよ、入って休みなさい」と言ってしまいがちです。でも(時と場合によってでしょうが)子供の為と思って厳しくしたり、つき離すことも必要な時があるのかもしれません。他人の子であっても、わが子と同じような態度で。

    また、こすずめのおかあさんの子供への接し方もステキです。
    子供の冒険を途中で手助けや口を出すことなく、そっと影で見守りつづけること。そして子供の失敗を責めることなく最終的には温かく包み込んで安心させてあげること。

    それから石井桃子さんの訳の文章がとてもきれいです。小さなこすずめの丁寧な言葉遣いがとっても可愛らしいですよ。

    投稿日:2008/04/20

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  • いきなりの、大ぼうけん!

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    こすずめは、飛び方を教えてもらいました。最初はここまでだよと言われましたが、もっと遠くまで飛んでみることに。でも、やっぱり疲れてしまい、休む場所を見つけるのですが、色んな巣をみつけても、どれも、違う鳴き声の鳥の巣で、休むことができません。飛ぶことができなくなって、地面を歩いていると、やっと同じ鳴き声の主に出会うことができました。それは、誰だったでしょう。
    冒険する気持ちも分かりますが、やっぱりおかあさんの言うことは、きちんときいた方がいいですよね。
    それにしても、大きな鳥たちにいっぱい出会いますが、痛い思いをすることがなくて、本当によかったと思いました。

    投稿日:2007/12/24

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  • はじめての冒険

    こすずめの「ひとりでせかいじゅうをみてこれる」という気持が若々しくていいなと思いました。でも、世界の広さや自分とちがう鳥に出会ってびっくりしたでしょうね。
    夕暮れに、おかあさんに会えてよかったです。一日中飛び回って疲れきったけれど、とてもいい経験をしたと思います。

    こすずめが、おかあさんにくるまれてやすらかに眠っている様子にほっとしました。明日の朝、こすずめはおかあさんに今日の出来事をお話するんだろうなと思いました。

    投稿日:2007/12/13

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  • 遠くまできた不安

    • 花明りさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子1歳

    お母さんに飛び方を教えてもらった小雀は、どんどん上達して、遠くまで行き過ぎて疲れてしまいます。
    「休ませてください」と、いろんな鳥たちにお願いしますが、みんなに「仲間じゃないから」と断られ続けてしまいます。

    小雀の向上心と冒険心、礼儀正しさやあきらめない心が、「こういうこどもになってほしいなあ」と思わせました。
    最後の安堵感が、お母さんとしてもうれしい限りです。

    ふと、芥川龍之介の『トロッコ』を思い出しました。

    投稿日:2007/09/28

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  • イラストがとても印象的!

    • 絵本と一緒さん
    • 40代
    • ママ
    • 石川県
    • 女の子18歳、男の子15歳、女の子13歳

    少しだけ習ったら全部を理解できた気がしてチャレンジしたくなります。
    こすずめは今日初めてお母さんから飛び方を教わりました。
    それはもう「世界中をみてこられる」と思えるほど楽しい瞬間!

    が、飛び続ければ休みたくなります。
    遠くで見つけた「巣」に自分の休む場所があるか尋ねます。

    ちゅんちゅんちゅん。
    子供達はこの絵本でいろんな鳥の鳴き声を覚え、まねしていました。

    心細さと疲れ、日が落ちた暗闇での恐怖、そしてラスト!
    とっても力強いイラストが印象的です。

    親も倍以上疲れているはず・・それでもしっかり我が子を見守る姿に感動しました。

    投稿日:2007/09/27

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  • 絵が美しい

    絵が美しいです。絵画のようで、子供の芸術的感覚を養うにもとてもよいと思います。内容は繰り返しのようで少し冗長な気もしますが、色々な鳥が出てくるので子供も飽きないようです。文章もきちんとしていて美しいのですが、子供には少々難しいくらいの日本語なのと、1文が長いという欠点はあります。それでも「なかにはいってやすませていただいてもいいでしょうか」という読むには面倒なような文章が、子供には印象に残るようで、すぐ覚えて口に出していました。繰り返しが多いだけに、子供には入りやすいのかもしれません。

    投稿日:2007/08/07

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  • こすずめのぼうけんにハラハラ

    • PIROさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子8歳

    飛ぶ練習をはじめたこすずめ。
    自信があったようで、予定の場所に降りずに飛び立ってしまった。
    気持ちよかったことでしょう。
    でも、世間知らずなこすずめ。
    大きなカラスにも声をかけてしまう。
    食べられちゃうのではないか、
    つつかれてしまうのではないか、
    ハラハラドキドキでした。

    こすずめのお母さんは、しっかりこすずめを見つけました。
    あーよかった。お母さんはすごい。

    お母さんの背中に乗っているこすずめが印象的でした。

    投稿日:2007/06/26

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  • 子供の大好きなママ探しの物語

    初めて空を飛んだこすずめはママとはぐれてしまい、
    いろいろな鳥に尋ねてまわり、疲れ果てた時に
    ようやくママに会えます。

    ママをさがす物語は子供の大好きな話のひとつ
    ですよね。
    最後にママに会えてホッとひと安心。
    古い絵本なので言い回しが古かったりしますが、
    それがまたよかったりします。
    あと絵もリアルなんだけど、なかなかかわいいです。

    投稿日:2007/06/18

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  • 良かったね

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子6歳、女の子3歳

    この本の表紙は何度かみかけたことがあるのですが、なんとなく真面目そうで難しい内容かなと思い、今まで読むことはなかったです。でも、最近長女が幼稚園から借りてきて読む機会がありました。

    思ったより小さい子にもあらすじが理解できるおはなしなので、次女でもOKでした。
    また、こすずめが遠くへ飛んでいろんな鳥の巣で休ませてもらおうと尋ねるシーンがくりかえされるので、パターンがあり安心して読めます。

    どの鳥も「なかまじゃなから」と追い返しますが、攻撃したりいじめたりしないので良かったです。
    最後は親子で思ったとおり、お母さんが現れこすずめのぼうけんは終わりますが、ちょっとドキドキしながら最後はほっと安心できるおはなしで子供も満足げでした。

    私は、この鳥はこんなところに巣をつくるのかという視点で大変勉強になりました。

    投稿日:2007/05/20

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