これは次の機会にぜひ、小さいお子さん向けのお話会で読みたいです。
ひよこの「ぴよぴよ《仮名》」が進んでいくと、いろいろなものに出会います。
ヤギや牛が鳴いたり、ヘリコプターが飛んでたり、男の子が食べたり飲んだりしている様子も短い音で表現されていて、
読み手の大人も、なるほど、こういう行動はこんな短い言葉だけで表現できるんだぁと改めて思いました。
また、ぴよぴよの冒険は草むらから町中へ入り、最後にお母さんのいる草むら(または農地かも?)へ戻ってきます。
終わり方もはっきりしているので、小さなお子さんが見ても納得のいく時間の推移(物語の起承転結)が感じられるのではないかと思います。
堀内誠一さんのはっきりと見やすく、明るい絵も素敵で魅了されます。