宮西達也さんらしい素敵なメッセージが込められた絵本です。
「力が強い者が本当に強いのではござらん。
本当に強い人は苦しくても辛くてもどんな時でも立ち向かう勇気のある人でござる。」
我が子達はこの本を読んでやると喜んで聞いていますが、ここの部分を伝えたい!!(伝わっているのか疑問です)
三十郎と伝八と虫たちが力を合わせてオオクワガタに立ち向かう姿がすばらしい。
しもオチが面白い、オオクワガタだと思っていた悪代官は実は…
読んでからのお楽しみです。
最後、悲しい結末になりますが、次に続いていくような余韻を残しています。
次のお話が楽しみになります。