なにをしてもあくびばかりしているおひめさまがいました。
王様たちはどうしてあくびばかりするのだろうと
美味しいものを取り寄せたり
すてきなお布団で寝かせてみたりするのです。
でもあくびはなおりません。
ある日おひめさまはおともだちができて
あくびはなおります。
お友達と今までさせてもらえなかったことをたくさんして
こころゆくまで遊ぶのです。
坂をごろごろ
ゆうれい探し…などなど
そしてあくびをしなくなりました。
こどもたちに目を向けてみると
あくびこそしていませんが本当に「したいこと」ができているでしょうか?
世間体や後片付けをきにして
「させない」という選択をしていないだろうか?
と日々の生活をふっと振り返るきっかけになりました