あしたもともだち」 みんなの声

あしたもともだち 作:内田 麟太郎
絵:降矢 なな
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:2000年10月
ISBN:9784032320305
評価スコア 4.85
評価ランキング 86
みんなの声 総数 116
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116件見つかりました

  • オオカミの男美学

    • ゆらゆらの空さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子9歳、男の子7歳、男の子1歳

    オオカミたるもの、他人に優しくしているところを見せたら
    カッコ悪い・・・と親友のキツネくんに隠れて、怪我したくまさんを
    こそこそ看病するオオカミくん、ほんといい奴です。
    オオカミくんの悪ぶった口ぶりもいいですね。
    人間の男の子でも、好きな女の子をわざとからかったり、
    男友達の前でわざと悪く言ってみせたりする子、いるいる!(笑)

    なんだか心ここにあらずのオオカミくんを見て、他にいい友達ができたの?・・・とやきもちを焼くキツネくんはどこか人間の女性的な雰囲気がありますが(笑)、独特のどんぐりファッションが可愛くて
    ほんとチャーミング!おしゃれさんですね。

    くすりと笑いながらも、心がほんわか。
    絵も表情豊かで、色彩も明るくてキレイ。
    青いタテガミのオオカミってのもイカシテます。

    「カッコいい男ってさー、口は悪くてもやっぱり心根は優しくなくっちゃね」

    なーんて、
    絵本をきっかけに、ママと小さな息子さんで男美学について語れたら
    素敵ですね。

    投稿日:2010/10/20

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  • ともだちはかけがえのないもの♪

    オオカミ、キツネの友達シリーズ!!親子ともども大好きです。
    フクロウの遠くから見ている姿も…。
    オオカミさんはあまり優しいところを見せません。 本当は、とーても優しく、困っている人を見過ごすことができないのに…。オオカミとはこうあるべき!っと思っているようです。
    大の友達のキツネさんにも恥ずかしくて、内緒にして熊を助けてあげるのですが、この事でも又、キツネさんに誤解をあたえてしまい…。
     いつも二人は些細なことで行き違いになってしまいますが、お互いを思うが故のすれ違いです。 心温まる、ともだちっていいなぁっとつくづく思える本です。

    投稿日:2010/10/16

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  • オオカミくんかっこいい

    「くまはまったくこまったやつだ・・・」 オオカミさんがうたっていた歌。自分なりのメロディーで歌い読んであげていたら娘もいつの間にか覚えて歌っていました! 
    表面では照れてやさしくできなくても、ホントはやさしくて面倒見のよいオオカミさん。そんなオオカミさんを好きなキツネくん。いい友達だな〜。
    ちょっと喧嘩したり、誤解したりしてもずっと友達だよっていつか娘も言えるような友達をつくってくれるかな。

    投稿日:2010/06/21

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  • 悪ぶっているけどホントは優しいおおかみ

    恐いと印象のオオカミ。
    この絵本の中でも悪ぶった態度を出しているのですが・・・
    読み進めていくうちにホントは優しいオオカミくん。
    そしてお友達のキツネ君のことが大好き。
    子供の中でもこんな子いるな。
    息子もたまに悪ぶる事が・・・
    ホントの気持ちはまた違うのかも・・・
    なんて思いながら読んでいました。

    投稿日:2010/05/21

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  • はんぶんもしんぶんもで大うけ

    ともだちシリーズは大好きなのですが、
    他のものをとても気に入りすぎたのか
    最初、この本はあまり食いつきがよくありませんでした。
    すると他の本を図書館に返してなくなってから
    何回も読むように。
    「はんぶんもしんぶんもやめはやめだ」
    のダジャレでは大笑い!!
    「おおかみさん、えらいね。」
    「なんで?」
    「むずかしい本、読むんだって」
    と、少し分かってないところもありますが
    お気に入りの本になったようです。
    くまのからかいうたも何回か読んでいるうちに
    ママの作ったメロディーが定着して
    ♪こまったくまったくまったこまった〜♪
    と鼻歌を突然歌いだしたりもします。

    きつねがどうして顔を赤くしてたのか…
    分からないって言うし、
    おおかみが照れ屋さんで人のためにいいことをするのが
    恥ずかしく思うっていう設定も
    周りにこういう人がいないせいか理解できてないようですが…。
    幼稚園に通うようになっていろんなお友達が増えたら
    また違うかもしれないので、
    時期を置いて読んであげてみようと思いました。

    投稿日:2010/05/05

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  • どんなことでも分かり合えるともだち

    ♪こまった くまった  くまった こまった♪ オオカミは今日もキツネといっしょに「クマのからかいうた」を歌いながら散歩をしています。ところが、木の陰に倒れているクマを見つけ、キツネには内緒で看病をすることに・・・。

     急によそよそしい態度をとったり、心ここにあらずといった感じで、そわそわと落ち着かない様子のオオカミに、キツネは「自分よりもいい友達ができたんだ」と、しょんぼり。 一方、オオカミは、「おれは、やさしいことをしないオオカミだぞ」・・・森一番の乱暴者と決まっているからには、人前で優しいそぶりなど見せられません。たとえ「ともだち」の前でも。そんなある日、キツネがオオカミの後をつけていくと・・・。

     相手への真の思いやり、やさしさを、直接的な方法で表現するのではなく、あくまでも内に秘めながら、お互いの心を大事にする心配りが、「ともだちっていいな」と思わせてくれます。娘も、2人の行動や内面の動きから、いろんなことを感じとり、学んだようです。
    オオカミのことを疑った自分が恥ずかしくて、「すこーし かおを あかくして」クマの岩穴からそーっと離れるキツネに、娘もちょっぴり頬を赤らめて、くくくっ。そして、こまめにクマの世話をするオオカミに対しては、「オオカミさん、やさしいんだね。でも、ともだちは?」と、キツネのことを思って、複雑な表情。そうだよね、大人でも悩んじゃうものね、人助けと友情、どちらを選ぶか? 今はまだ、楽しいことがすべてかもしれないけれど、大きくなるにしたがって、どんなことでも分かり合える友達を作ってほしいな、と願っています。

    投稿日:2009/12/11

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  • お話の中では おおかみやきつねは悪い役がおおいですが・・・・
    この絵本は おおかみときつねは、 いいやつ!

    しかも お互いに思いやりあっているのが、よく分かるんです。
    友達とはこういうものだよ!

    そんなメッセージが、読むものにじんわりと伝わります。

    おおかみは たおれているくまを助けに毎日家を訪ねるのです。
    思い熊を おんぶしてね 

    きつねは、おおかみのことが 大好きで、 いつでも一緒にいたいと思っているのですが、 はじめは おおかみの気持ちが分からず、悲しかったので 悪いと思いながらも・・・・
    後をつけていって、やっと分かるのですね。

    お互いの 気持ちを尊重いあえるというのはなかなか難しいことです。

    でも二人の 優しさが そうさせるのでしょう。
    いつまでも こんな関係が続くといいね〜

    優しさを もらえる良い絵本でした。

    投稿日:2009/11/14

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  • 本当の優しさ

    オオカミとキツネはお友達。
    ある日オオカミの様子がおかしくて・・・

    隠れてこっそり、クマを助けてあげるオオカミ。
    やさしいオオカミなんてかっこわるいから。
    そんな理由でキツネに内緒にするなんて
    ずいぶんと恥ずかしがり屋さんですね。

    本当の優しさというのは、誰かがみていなくても
    できるのが本物です。
    息子にもそういう本物の優しさをみにつけて
    欲しいと思います。

    投稿日:2009/07/28

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  • ぐっとくるものがあります

    一年ぶりに「おれたち、ともだち!」シリーズを読み返してみました。

    オオカミさんが最近遊んでくれなくて心配なキツネさん。

    絵本の中の衣裳がどことなくワンピースっぽいこともあって、キツネさんって女の子っぽいナイーブな性格なのかな?なんて思いました。

    オオカミさんは、ぶっきらぼうではずかしがりやだけど根は優しいという点に、ぐっとくるものがあります。

    何度読み返してもこのシリーズはいいですね。シリーズの何冊かは持っていますが、ついほしくなってしまいます。

    投稿日:2009/03/04

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  • それぞれの優しさ

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    すっかり仲のよくなったキツネとオオカミ。
    この絵本では、キツネとオオカミそれぞれの優しさが、別の形でとてもよく表現されています。

    いつもからかっているクマを献身的に看病するオオカミの優しさ。

    そして、そんなオオカミに気付きながらも、黙って見守るキツネの優しさ。

    隠し事をされることは決して気持ちいいものではないですよね。
    でも、まず相手のことを考えて理解するキツネに感心してしまいました。

    このふたりはあしたもともだち、あさってもしあさっても、ずーっとともだちでいられる。
    そう思いました。

    投稿日:2009/02/28

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