モーリス・センダックの絵が大好きな、
3歳の娘と読みました。
小さなこどもたちへの説明書、とのことですが、
なるほど!と思います。
いぬは ひとをなめる どうぶつ
ボタンは からだが さむく ならないように ついている
もの
たしかに、そうだよね。
オトナになると、犬は犬、ボタンはボタン、
どんなどうぶつで、どんなものか、
立ち止まって考える暇もなくて、
この絵本でなんだか原点に立ち返った気がします。
なかでもとっても人間らしくて素敵なのは
てはつなぐもの
うではだきしめるもの
はなはこすりあわせるもの
とっても小さなことだけれど、とっても大切なこと。
みんなが、忙しい生活の中でふと、
このせつめいを思い出したら、
みんなが少しずつ、幸せになるんじゃないかな。
もちろん、手をつないで、腕でだきしめて、
はなをこすりあわせた私と息子と娘でした。