「おりょうりとうさん」 みんなの声

とうさんが休みの日に料理を作ってくれることになったのですが、野菜やおなべなどの調理道具が「とうさんじゃ、いやだいやだ」と逃げ出してしまいます。
そして料理ができても、かあさんやこどもたちも「とうさんの作ったものはまずそうだから、いやだいやだ」と逃げ出してしまいます。
ですが、野菜たちもおなべたちもかあさんもこどもたちもとうさんの得意のとあみでパッとつかまえてしまいます。
とうさんはどうしてとあみが得意なのでしょう？
漁師さんなのかと思ってしまいました。

無事においしいカレーを作ってくれて、にげだした野菜やおなべやかあさん、子ども達も大満足でした。

翌日、会社に行こうとしたとうさんを、今度は「とうさんじゃなきゃ、いやだいやだ」と追いかけていったのがおもしろかったです。

家のパパは料理はカレー、シチュー専門です。
だからなおさらこの絵本が娘にとってはお気に入り
らしく、面白い面白いと喜んで聞き入っています。
やはり子どもには、なべや野菜がお父さんを追いかけて
ゆくあのシーンが魅力的な場面のようですね。

　おやすみのひ　とおさんが　りょうりをしようとすると　ナベやフライパン　ニンジン　ジャガイモまでが逃げ出してしまいます。そこで、とおさんが秘密兵器を持ってきます。出来上がったカレーを家族に食べてもらおうとしますが　皆　とても嫌な顔をして食べてくれません。
が、一口食べてみると･･･

　我が家でも、お料理を作る権利はママにあります。
最近は、娘たちもお手伝いをするのが大好きで　卵を割ってくれたり混ぜたりと楽しみながらやってくれます。
出来ることなら、この楽しみをパパにも味あわせてあげたいぐらいです。
絵本に出てくるパパは、きっと　この楽しみが分かるのでしょうね。

さとうわきこさんらしい、単純明快で愉快な絵本です。
鍋たちが逃げ出すのはかわいらしいとしても、家族までが「とうさんの料理はいやだ」と逃げ出すなんて、ひどいなぁと思いましたが、お父さんに網で捕まえられてしまうあたり、お互い様ですね。

この本の初版は1976年とのこと、まだあまりお父さんがお料理をする家庭が珍しかったのかもしれませんね。
今では、お休みの日は、お父さんがキッチンに入る家はたくさんあるでしょうね。（我家もそうです）

パパの声にレビューが多いことも頷けます。
お父さんにもオススメの絵本です。
ただ、家でまったくお料理をしないお父さんだと、お子さんから「たまにはパパもカレー作ってよ」と言われてしまうかもしれませんが。

今ではお父さんが料理をする姿も珍しくないのかもしれませんが・・・
何がおもしろいかって、お父さんが料理をしようとするとおなべたちや食材たちが「おとうさんじゃいやだいやだ。」と逃げるところ。おなべやたまねぎに足がはえて逃げ出す様子にゲラゲラうけていました。次の日，会社に行くお父さんの後ろから「おとうさんじゃなきゃ、いやだいやだ」と追いかけてくるのも。
ぼくもパパにカレー作ってもらいたいなぁというのが息子の感想でした。

お休みの日、おとうさんがはりきってカレー作りに挑みます。でも料理道具や食材たちは「とうさんなんかに料理されるのやだも〜ん」と逃げ出すし、家族も「とうさんの料理はまずそう」って逃げ出します。お父さんのひとりとしてはそりゃないよ〜って思いますが、絵本のおとうさんは強行策一辺倒！その度に投網で一網打尽にしてしまいます。みんなも最後はおとうさんの料理上手をわかってめでたしめでたし。道具はおとうさんを慕って会社まで追っかけていく始末、というお話です。
長男は料理が大好きで、将来の「おりょうりとうさん」候補。この絵本も大変気に入っており、しょっちゅう読まされています。とんとんとんと包丁で切ったりするところが一番好きなところがなかなかのマニアぶりです。
それにしても、散歩にでたときあっちへこっちへと走り回る子供たちを追っかけ回しているとき、ああ投網があったら便利だなあ・・・、と思います。

とうさんが主人公になる絵本をわざわざ探してきて買いました。僕も実際に土曜や日曜には料理をするものですから、子どもたちには実感しやすいのか、この絵本が大好きです。
調理器具や子どもたちを投網でパッと捕まえるシーンなどはきゃっきゃと言って喜びます。絵本ではカレーライスを作るのですが、我が家では、それがオムライスになったり、コロッケになったりとバリエーションを加えて楽しんでいます。家族みんなで楽しめる一冊です。

休みの日、とうさんが料理を始めます。フライパンやおなべ、やさい達が「とうさんじゃ、いやだいやだ。」とにげていきます。とうさんは得意のあれでみんなをつかまえ、カレーライスを作りました。かあさんと子供たちも嫌がっていましたが一口たべると笑顔に。次の日、とうさんは会社に出ていこうとすると、フライパンやおなべ、やさい達が「とうさんじゃなきゃ、いやだいやだ。」とぞろぞろついてきました。とても単純で分かりやすいですし、思わず笑ってしまうおはなしです。ままごとの大好きなうちの娘は、この本を材料にままごとをはじめてしまいます。